■2004年11月15日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
人というものは、
自分が必要としているだけの愛情を 得ることが出来なかった時、 相手を逆恨みすることがある。 その時点での心の渇き具合に応じて、 相手に罰則を与えることになる。 自分が犯した失敗が重大なものであるほど、 はねつけられた時の傷つきようも大きいのである。
まゆの感想
逆恨み事件がこの頃多い。
先日も新聞に、自分の酒のつきあいを断った部下を 殴る蹴るしたあげくに 車でひき殺そうとした上司のことが載っていた、 なんだか…世の中おかしい。 簡単に人を殺すような世の中になってしまった。 逆恨みされることが怖くて、 注意も出来ない世の中だ。 今時は、ちょっとしたことを注意しても、 プライドを傷つけられた、拒絶されたなどと、 勝手に思われて、犯罪や嫌がらせにつながっていく。 その人のためになることでもだ。 それが明らかに善意からでもだ。 ことばを選んで選んで注意せねばならない。 そして、それでも万全ではない。 普段、穏和に見える人、普通の人に見えるような人でも、 何かあると人が変わったようになるので、それも怖い。 いったいいつ頃から、 こんな風になってきたのか… こんな事態がすべて、 愛情の欠如からとは思わないが、 何か、心を満たすものがなくなってきているのだと思う。 失われてきているんだろうと思う。 |
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