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出典名: | 子供をもつと夫婦に何が起こるか |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 愛・夫婦・結婚 | ||
副題: | 赤ちゃんの誕生は、夫婦を引き離す | ||
著者: | ジェイ ベルスキー , ジョン ケリー | ||
訳者: | 安次嶺 佳子 | ||
出版社: | 草思社 | ||
本の内容: | 「なぜ親になると結婚生活は変わるのか。250組のカップルの 経験をもとに、親への移行を上手にのりきるための秘訣を 教えてくれる貴重な書!」と帯に書いてあります。 その中の特に3組の夫婦を、子供が生まれる前から取材、 調査、研究し、その後10年以上も見続けた結果を わかりやすくまとめて、分析しまとめた少し専門的な本。 この本には、次ぎような問いの答えがあります。 ●なぜ既婚カップル2組のうち1組は、子供が生まれてから 結婚生活が悪化するのか? ●なぜ結婚生活がうまくいかなくなったとき、最初に それも非常に大きな幻滅を感じるのは女性なのだろう? ●なぜキャリアに固執する母親ほど、結婚の満足度が 落ち込みやすいのか? ●一般に信じられるいることと違って、なぜ新しい親に とって摩擦は有益になりうるのか? ●10年以上も平等について言われていながら、なぜ多くの 男性はいまだに家事や育児の大半を妻に期待するのだろう? ●なぜ結婚生活の満足度が、良い親になる能力に するのか? ●なぜ移行期間に夫婦が相手について発見したことが、 結婚生活に末長い影響力をもつのか? 事例から導き出された結果が書いてあり、なるほど、 こういうことかとわかりますが「どうしたらいいのか」 については、書いてありません。 あくまで、事実を分析、報告している本です。 「夫婦関係が子育てに大きく影響する」という結果報告も なされていて、夫婦関係が悪いと、母親は過保護になり、 父親は、子供に対する接し方が威圧的になる、などと言う 少しショッキングな結果も出ています。 興味のある方は、ぜひじっくりと読んでみてください。 |