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出典名：

女より男の給料が高いわけ

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本のカテゴリ：

男女・恋愛

副題：

進化論の現在

著者：

キングズレー・ブラウン

訳者：

竹内久美子

出版社：

新潮社 (2003/2/24)

本の内容：

人類学を学んだ法学博士の著者が、男女の進化論から見えてくる、男女違いや、男女の社会での在り方などを論じている本。

この本のタイトル「女より男の給料が高いわけ」の答えですが、
著者はこう言っています。

　男性の方が労働時間が長い。
　（女性には、家事や子育てなどもあるから）
　男性の方がリスクの高い仕事につく確率が高い。
　（女性は、リスクをあまりおかさない）
　男性は、金銭的な部分を重視する
　（女性は、人間関係や、安全な労働環境、時間の融通が利くかど
　　う、通勤時間、他人にいかに貢献出来るか、など金銭的でない
　　面に価値を見出している。
　男性は自ら事業を興す（例えば、医者なら開業する）
　（女性は、雇われ医者になることが多い）

そして、

「男と女とでは何が人生における成功を意味するか違う。
　男は労働を家庭にを合わせ、女は労働を家庭に合わせる」
といっています。

少し専門的な本です。進化論に興味のある方なら、面白く読めるの
ではないかと思います。　