2010-01-29
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何をやっても思うようにことが進まない、
あせるほどにイライラが募る。
いっぱいいっぱいになって、
余裕がなくなる瞬間は、誰にでも訪れます。
そんなときは、自分で自分にタイムをかけましょう。
ココロの中で「タイム!」と宣言して、
今やっていることからいったん離れてみるのです。(略)
イライラしているときには、平成を装っているつもりでも、
引きつった顔をしていて、作業の効率も下がっているのです。
そのまま続けても、眉間のしわが深くなるだけですから、
こんなときは気分を変えて肩の力をぬくことです。
思うようにいかないときは、迷わず「タイム!」
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2010-01-28
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ばあちゃんは、いつも笑いながら諭してくれました。
「そんな出来事は生きていたら、いくらでもある。
落ち込むほどのことじゃない」
「思い通りになる人生なんかあったら、
おもろないやろ」
人生は思い通りにはいかんから覚悟しとけと。(略)
人生には、涙もついてくる、
だから何回も泣かなアカンのよ。
泣いた後には、必ず笑いがついてくるから、
涙流すことを恐れないで生きていきましょうよ。
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2010-01-27
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・人から尊敬されていない人は価値がない
・一度上手くいかなくなった関係は、もはや修復はできない
・一度嫌われたら、もうおしまいだ
・他人を不快にさせると、やがて自分の居場所を失うことになる
・すべての人に好かれなければならない
・人間は誰かに何か言われたり、批判されると、
傷ついたり、落ち込んだりする
・今の自分は、すべて過去の影響を受けてこうなっている
・何かを為す人は、完全無欠でなければならない
・何か起りそうなときは、心配して当然だ
そうかもしれません。
しかし、そうじゃない生き方や考え方もあるんです。
そういう思い込みをずっと持ち続けなければならない
という規則はとくにないんです。
もし、その考え方や解釈が役に立たないなら、もっと
役に立ちそうな解釈に切り替えることだってできるんです。
しらないあいだにとり込んでしまった、
頭の中の規則とのつきあい方があります。
それは、その考え方は、
「いつも、絶対、必ず」使えるわけではない、ということ。
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2010-01-26
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すべての成功とは、期待以上。
期待どおりは、普通です。
期待以下は、消えていくしかない。
期待以上で、はじめて、プロなのです。(略)
「期待以上って、たいへんですね」じゃありません。
期待以上が、おもしろい!
常に、微差、微差でいいから、常に上にあげればいいのです。
どんな仕事でも、それをやって、
はじめて、おもしろくなってくるんですよ。
「たいへんだ」と言う、あなた自身、
人には常に期待以上を求めているでしょ?
お店に行くときだって、期待していきますよね。
それで、期待どおりだったら、まあまあ納得して帰るけど、
期待以下だったらガッカリするじゃないですか。
映画を見に行くのだって、何だって、そうしてますよね。
人に期待以上を求めるのなら、自分だって、
人に期待以上のものを出したほうがいいですよ。
期待以上。
どのくらい相手を喜ばせられるか。
どのくらい相手を感動させられるか。
これにつきます。
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2010-01-25
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人生は、玉突きの四つ玉ゲームと同じです。
四つ玉ゲームとは、玉突きの台に4つの玉がある、
赤いの2つに、白いの2つです。
自分の打つ玉が白で、赤と白の玉、コン、コンって
2個当てると、2点入ります。
要するに、2個に当たると点がとれるんです。
1個自分の打った球を、コン、コンって
2個の玉に当てればいいのです。
そして、さらにもう1個当てる、コン、コン、コンって
3個当ると5点入ります。(略)
1個だけ当てたのでは0点なのです。
人生もそれと同じです。
自分のことだけ考えてるのはダメなんです。
自分のためになって、人のためになって、
はじめて点がとれる。
2個当てたうえに、もう一個。
自分のためになって、人のためになって、
社会のためにも、これはなるぞ、
といったときは5点なんです。(略)
だから、何か商売をするとき、これは人のためにもなる、
自分のためにもなる、そして社会のためにもなる、
というものは、絶対、成功します。
仕事のコツって、たった、それだけです。
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2010-01-22
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愛というのは、多くの場合、
小さなことの積み重なりです。
その人の気持ちを大事にしながら、
気持ちを受け入れ、気持ちに添っていくこと。
そうしながら、いちばんいい解決を目指して、
解決につながる行動をとっていくというのが、
ほんとうの愛の行為ではないでしょうか。
愛というと
「大好き」というような感情を伴うものと
思うかも知れませんが、聖書には、
「愛は感情とは関係なく、
小さな行為で示されるものである」
とあります。
感情が生まれることが多いけれど、
そうでない場合もたくさんあって、
淡々と平凡なことをしていく中で、
愛が通じ合うことがあるのです。
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2010-01-21
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たとえば戦国時代、暗闇の中で、敵の軍隊と
対峙しているときのことを想像してみてください。
敵の姿が何となくしか見えていないときが、
いちばん不安になると思います。
自分がどういう状況に置かれていて、
何にどう対処すればいいのかわからない。
こういう状態で、人間がパニックに陥りやすいということは、
実験によっても証明されています。
不安がネガティブな思考を喚起し、
その思考によって、不安がさらに増幅される。
その増幅された不安がさらにネガティブな思考を喚起し…
という悪循環が起ってしまう。
脳の中にある根拠のない情報が、不安によって
過大評価されていくのです。そうして、鳥が飛び立った
だけでも、不安に耐えられなくて逃げ出してしまう…
ところがこのとき、何らかの手段で敵の実態を
はっきりと確認できたらどうでしょうか。
たくさん、いるように見えていたのは、じつは気のせいで、
敵の大半は戦う必要すらない相手かもしれません。(略)
つまり、解決しなければいけない問題、
やらなければいけない仕事がたくさんあるときに、
ただ漠然とそう思っているだけで、
分析をしていないために、過剰にネガティブになっている。
その感情的な「問題の過大評価」こそが、
冷静に思考する力を奪うのです。
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2010-01-20
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相手を思う気持ちがあれば、あなたの言葉は美しい。
藤原審爾(しんじ)氏のエッセイ集「一人はうまからず」に
収められていた話を紹介させてください。
ある日、桜上水のほとりに一人の若い女性がたたずんで、
ぼんやりと流れを見下ろしていました。
自動車修理工場で働く若者二人がその姿を見て、
身投げでもするんじゃないかと心配して声をかけた。
二人の勘は当っていて、女性は親に結婚を反対されて
家出してきたところでした。
若者は自分たちの働く工場の経営者にかけあい、
女性も同じ工場で働けるようにします。
そうして一年の月日が流れるうちに、女性の両親も
結婚を許してくれ、その披露宴に二人の若者は招待されます。
決して裕福ではない若者たちは、華やかな会場の中で
二人だけ礼服ではなく背広姿でした。
隅に座っていた彼らは、花嫁のたっての希望で
突然あいさつに指名されます。
二人はあわててゆずりあいますが、一人が立ち上がって、
全身でぶつかっていく感じの声で叫ぶように言うのです。
「加世ちゃん、よかったなぁ」
さらに汗びっしょりで、もう一声、叫びました。
「遊びに来てくれよな、忘れずにな」
ものすごい拍手がわきあがりました。
新婦は泣き出し、新郎がハンカチを渡します。
ほかのどんな立派なあいさつよりも、
このたった二つの言葉が会場の人たちを感動させ、
幸せな気持ちにした、そういう話です。
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2010-01-19
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私たちに与えられる問題は、自分にとって、
五歩先のことである場合が多いと思うんです。
つまり、今の自分の脳の力では、一朝一夕には解決できない。
その解決できない五歩先の事ばかり考えていると、
意欲を起こすのは難しくなってしまいます。
五歩先に解決がある問題を分析して、
今の自分にもできそうな一歩目をまず見つける。
一歩先まで確実に行けるように努力する。
それから二歩目に進んでいく。
二歩先まで確実に行けるようにする。
そうやって一歩一歩進んでいくうちに、
脳内のネットワークが強化されてやがては五歩先まで
一歩で跳ぶような仕事もできるようになってくるんです。
その一歩一歩を自分で見つけていかないきゃいけないんです。
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2010-01-18
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「やばい」という言葉があります。
ある状態を外から見て、例えば車が猛スピードで
走ってくるのを見て「危ない」=「やばい」。
ところが、今の子は自分の心情を表すのに使っているんです。
心の中が乱されて「危ない」=「やばい」。
言葉が変化していくのは事実ですし、
これでいいと感じる大人もいるかもしれません。
ただし、NHK放送文化研究所の塩田雄大(たけひろ)さんの
説ですが、言葉が生き残る条件は、中高年が口にして、
気恥ずかしくないかどうかなのだそうです。
中高年が「やばい」を若者と同じような意味で
平然と使うようになったら、「やばい」は
そういう意味の日本語として定着していく。
中高年が使わなかったら、
単なる若者言葉としていずれ消えていく。
日本語が変化していくのは若者のせいではない。
大人の責任なんですね。
若者に好かれるのではないかと迎合して、
ついつい若者言葉を使ってしまいがちですが、
「これは認められん」という言葉は使わない覚悟も
必要なのではないでしょうか。
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2010-01-15
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どのような分野でも、自分の力を全力投球し、
その力を開花できれば自己実現である。
先日も信州に行った時、2代に渡って、
改良巨峰(ぶどう)を作っている人に会った。
その陽にやけた深いシワから、
いかにも自分の力を有効に発揮できた、
という光が輝いていた。
世の中で有名になるとか、
財産をつくるということが自己実現ではない。
あくまで個人の問題であり、その満足感の問題である。
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2010-01-14
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努力を続けていくと、どこかで大きく
技量や考え方がジャンプする時が来て、その後は
それまでとはまるで違うステージに立つことができます。
どんな仕事でも本物のプロになれば、
今までとは違う美しい景色が
見えてくるのではないかと思っています。
今の仕事がつまらなく思えても、実は面白さが
わかるまでの高みに達していないだけなのかもしれません。
ぜひ、本物のプロへと脱皮して
素晴らしい景色を眺めてください。
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2010-01-13
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自分の得意分野を持つこと。
すなわち何かを極めること。
これが、仕事運を鍛える第一歩です。
たとえば、コピー1枚取るにしても、
きれいに取るためには工夫が必要ということを知っている人
締め切りの期日までにスケジュールを立ててこなしていける人
当たり前の仕事やつまらない仕事も大事にして工夫を怠らない
そういう人は、さらに難易度の高い仕事をしても、
時間をかければ必ずものにできます。
逆に小さな仕事をおろそかにして、
1つ1つの積み重ねを軽視してしまう人は、
たとえもともとの能力が高かったとしても、
レベルダウンしていくに違いありません。(略)
やはり、極められる人が強いのです。
もしあなたが「全然評価されていない」と悲観しているなら、
1つでもいいから、何か自分の得意なものを持つべきです。
必ずそこが突破口になって、
強運のサイクルにつなげていけます。
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2010-01-12
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どんな仕事にも共通するのは、仕事をしていて
「ただ忙しい思いをしただけだった」と
暗澹とする場面が決して少なくないということだろう。
ここで私が提案したいのは、
成果を多角的にとらえてみること、つまり成果というのは、
直接的な成功だけではないということだ。
例えば、気難しい取引先が珍しく愛想がよかった、
残業したおかげで以前から探していた資料がみつかった、
外回りの途中でおいしそうなケーキ屋さんを見つけた、
というようなことでもいい、何かいいことがあるはずだ。
どんな些細なことでもいい。
それを成果のひとつに数えてみたらどうだろうか。
そうすれば、
「期待した成果は上がらなかった。でも収穫はあった」
「あの忙しさも、まったく無駄ではなかったな、
そこそこ嬉しいこともあったよな」
小さな成果をたくさん見つけて喜ぶ余裕を持てば、
目指す成果が上がらないことで心がふさぐこともないし、
ストレスも軽減されるはずだ。
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2010-01-11
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あなたにとって、もしも変えられるものなら
変えたい過去とは、どんなものですか?
「あのとき彼とケンカしていなかったら…」
「あのとき仕事でミスをしなければ…」
「病気にならなければ…」
おそらく、すべてネガティブな気持ちから
出発していると思います。
そこで、こう言い直してみましょう。
「あのとき、彼とケンカしてよかった」
「あのとき仕事でミスしてよかった」
「あのとき病気になってよかった」
脈絡はいっさい捨てて、まずはすべての出来事に
「これでよかった」と言ってみてください。
そうしたら「なぜよかったか」を考えてみましょう。
一見マイナスのように思える出来事でも、
見方を変えてみれば自分を成長させてくれるきっかけに
なっていることがわかるはず。
過去の「事実」を変えることはできなくても、
過去の「イメージ」を変えることはできます。
そして過去が変われば、現在も未来も変わってくるのです。
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2010-01-08
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昔、“しあわせなら手をたたこう”という
歌がはやったことがある。
若い連中がよくその歌を合唱して、
“手を叩こう”ポンポンなんて、
にこにことやっているのを見ると猛烈に腹が立って、
ケトバシてやりたくなったもんだ。
ニブイ人間だけが「しあわせ」なんだ。
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2010-01-07
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私たちが「もうイヤだ」と感じている状況のすべては、
「人生の雨季」のようなものではないだろうか。
雨の日というのは気分がすぐれないものである。
特に梅雨の時期などはうっとおしいことこの上ない。
東南アジアなどではそれが何ヶ月にも及ぶ。
それにもかかわらず、私たちは雨など
降らなければいいとは思わない。それは、雨が、
私たち人間を含め生きとし生けるものにとって、
存在し成長し続けていく上で
欠かせないものだと知っているからだ。
そして、私たちは雨季がいずれ終わり、
雲間からまた太陽がのぞかせることも知っている。
あなたが「もうイヤだ」と感じたことも、
言ってみればあなたが成長する上での
良薬だと思ったほうがいい。
そのときはつらくとも、後から振り返れば、
必要不可欠なものだったと気づくのである。
「もうイヤだ」を、人間として大きくなる
チャンスだととらえてみよう。
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2010-01-06
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わたしたちの大多数は、
もっと幸せになり、もっと健康になり、
もっと充実した生活を送るために、
なにをする必要があるかを知っています。
真の問題は、わたしたちが知っていることを
実行しないことです。(略)
知識はパワーではありません。
知識は潜在的なパワーにすぎないのです。
あなたが知識に基づいて
断固たる行動をとったときはじめて、
知識は実際のパワーに変わるのです。
考えているより、実行することです。
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2010-01-05
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《ご挨拶とお知らせ》
みなさま、よき年をお迎えになったでしょうか?
今年は、昨年よりもいい年にしていきたいですね。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
呵々大笑
思いっきり笑え
腹の底から笑え
本気で笑え
笑って笑って笑いぬけ
笑えば無心になる
笑えばすべてが明るくなる
笑えば生きる力が湧いてくる
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