■今日の「おすすめ本」■
2009年9月9日
- タイトル
- 中谷彰宏の成功塾
- 著者
- 中谷 彰宏
- 出版社
- サンマーク出版 (1996/11)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
大人の知恵101を教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「成功と失敗の差は大きい。
だが、その差は非常に小さなことから生まれる」
そして、成功するための5原則は以下だそうです。
1.成功と失敗の境目を見極めること
「失敗」と自分が思い込んでいても「成功」なこともあり、
逆に「成功」と思っていても「失敗」なこともある。
2.失敗を成功に結びつける
成功と失敗は、つながっている。失敗だと思って諦めるのは
まだ早い。成功は失敗の始まり、失敗は成功の始まり
3.気がつかないところで小さな失敗を逃していることに気づく
ミスをすることは小さな失敗だが、ミスをしていることに
気がつかないのは、大きな失敗。小さな失敗に気がつけば、
大きな成功を確実につかめる
4.成功する人の、ふつうの人とほんのちょっと違うところを
まねる。
成功する人は、ほんの小さなことだが、やはりふつうの人と
どこか違う。そのほんの小さなことを見抜き、まねをする
5.ピンチを避けずに、切り抜ける
成功する人には、ピンチがないわけではない。ピンチの切り
抜け方がうまいのだ。ピンチは、避けるのではなく、切り抜
ける。
例えば、こんなことが書かれています。
○いい負けっぷりがその人をアピールする
○仕事はとにかく全部受けてみる
○安い仕事も大切にする人が伸びていく
○「お疲れ様」ではなく「面白かったです」
○すべての支出を授業料だと考える
○目先の利益を回収すると次のチャンスを失う
○一億円の仕事は、10億円の仕事をしている人に聞く
○一流と二流の差はレスポンスの早さで決まる
○いい仕事をする秘訣は70%の力で数をこなす
○成功のコツは、成功するまで続けること
ヒントがいっぱいの本です。あれこれと悩んでいる前に、
読んでみると元気をもらえますよ。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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ふつうはOKをもらった時点で安心するから、 それ以上仕事を続けることはない。 だが、さらに自分自身を成長させられるかどうかは、 OKが出てからどこまで自分 | OKラインが出た時点で、仕事のひと区切り、これでよし、 と考え、そこで満足し、止まってしまうこともできる。 しかし、それから先こそが、 自分の力の発揮しど | 2008-08-12 |
「そんなこと言われなくてもわかってますよ」 という反応を示す人がいる。 しかし、相手にしてみれば、「わかっている」はずの ことを本人が実践していないから忠 | わかっていても、何も実践しなかったら、 それは「わかっている(いた)」ことにはならない。 それをしない正当な理由があるとしても、周りはそう見る。 だから、 | 2008-07-08 |
利益の大きい仕事は、 だれでも成功させたいから一生懸命取り組む。 そのため、そこだけ見てもその人の仕事に対する姿勢が、 信頼できるものかどうか判断できない | この本では、さらに、こう言っている。 「この人に大きな仕事を頼んでも大丈夫かと迷ったら、 まず安い仕事を頼んでみるといい。嫌がらずに、 一生懸命やって | 2008-07-04 |
理性的に叱り、感情的に喜ぶ。 これが人間同士の信頼関係を築くのだが、 往々にしてこれが逆になってしまう。 つい叱るときは感情的になり、 喜ぶときは妙 | 「理性的に叱り、感情的に喜ぶ」 頭ではわかっていても、実行は、 なかなかむずかしいかもしれない… 私も、この逆になりそうだ。 特に「理性的に叱る」こ | 2008-06-09 |