■今日の「おすすめ本」■
2010年7月14日
- タイトル
- 「わかった」と言わせる説明の達人に変わる本
- 著者
- 中谷 彰宏
- 出版社
- 全日出版 (2004/09)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
①せっかくいいアイデアが浮かんでも、説明がヘタで説得でき
ない人
②説明がヘタで、誤解されて損をしている人
③仕事でも恋愛でも、コミュニケーションがうまくなりたい人
ということで、こんな方々のための、説明の達人に変わる63の
具体例を教えてくれます。もちろん、「説明がヘタなんだよなぁ」
「口ベタなんだよなぁ」などという方にもいいと思います。
例えば、こんなことが書かれています。
○口ベタを、言い訳にしない
○説明なしに、「なんとなくNG」をしない
○理由の説明なしに、叱ってはいけない
○最初から「これはむずかしい」と言わない
○まず、いちばん簡単な小さなことを、説明しよう
○枝葉ではなく、まず、幹を説明しよう
○知っていることを「全部」話そうとしない
○まず、説明より、興味を持ってもらおう
○説明し過ぎないように、クールでいよう
○説明を1分以上しない
○相手の説を、とことんほめよう
○痛い質問をほめよう
○「わかる」ことより「元気がでる」ことを優先しよう
シンプルでわかりやすく、短い文章なので、すぐに読めると思い
ます。しかし、内容は、なるほどと思うことが多く、ヒントが
たくさん見つかるのでおすすめです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
説明する時に失敗するのは、 一気に全部を理解させようとするからです。 5つの話しをする時に、 一気に全部を理解してもらおうとしても、 うまくいかないこと | 相手に「理解してもらいたい」と、強く思うとき、 ついつい「全部」理解してもらいたくなる。 そうでなければ、理解してもらったと思えない気がして、 たった1つ | 2007-11-02 |
一生懸命説明しているのに、相手が わかってくれないとイライラします。説明をする時、 相手に理解してもらおうと考えるのは間違いです。 そう考えるから 「ど | 相手がどこがわからないのか、 どこでつまずいているのか、 知ることは、とても大切なことのように思う。 自分がわかっていると、本当は、自分もわかるまでは | 2007-08-23 |
説明が苦手な人に共通するのは、 知識が足りなくて失敗するのではなく、 逆に知識が多すぎて失敗するということです。 聞く側は、予備知識がないところから話しを | 誰かに何かを理解し、わかってもらおうとするとき、 どうしても今この瞬間に、できるだけ 全部をわかってほしい、理解してほしいと願う。 そのために、思いを一気 | 2007-08-17 |
ふつう、相手の痛いところを突くと、 「そんなところ突かないでください」と叱られたり、 イヤな印象を持たれるものだと突いたほうは思っています。 そこで意 | 例えば、こんなふうに逆手にとるといいそうです。 「何かを勧める時に、「ちょっと忙しくて時間がね」 「そこなんですよ!ヒマな人にはこんなことは勧めません。 | 2007-08-16 |