■今日の「おすすめ本」■
2011年9月14日
- タイトル
- 「こころの目」で見る
- 著者
- 鈴木 秀子
- 出版社
- 清流出版 (2004/11)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
人間として生きていく上でいちばん大切なこと、見えない世界と
見える世界とのつながりをきちんと理解し、見える部分で一人
ひとりが個性を発揮し、生きていくことを教えていきます。
著者はこう言っています。
「「こころの目」を養うことで、はじめて見える世界が輝き出し
ます。しっかりと地中に根を張ることで、心底満たされた思いを
体験することができます。
何かにつけ、一方に偏りすぎると人間は心身のバランスを崩して
しまいます。中国では「陰陽のバランスを保つ」とよく言います
が、人生そのものもこれと同じで、見える世界と見えない世界
とのバランスが崩れると人と人の心は病んでいき、バランスが
維持できれば輝きを増していくのです」
例えば、こんなことが書かれています。
○学校で学ぶものはたくさんある
○イジメを通して見る心の宇宙
○自立と家出が区別できない人たち
○ラクして生きてもつまらない理由
○親子の壁を乗り越えるために
○死にたがる人たちの人間学
○人を殺すとはどういうことか
○ルールを守るとはどいうことか
○テロや戦争が避けられない本当の理由
○「こころの目」で見えてくる人の一生
とてもいい「大人のための本」って感じの本です。死の問題に
ついても書いてます。じっくり読んでみることをおすすめします。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
すべて「ラク」を基準に選択をすると、 苦痛を乗り越えたときの喜び、充足感といった「快感」も 一緒に放棄することになります。 仕事から逃げて辞めてしまえ | さらに、この本では、こう言っています。 「困難を避けてばかりいる人生は、 「食わず嫌い」の習慣とも通じるものがあります。 食わず嫌いの人生とは、面白い | 2010-09-14 |
私たちは自分の弱点を常に 人の目からも自分の目からも隠そうとしています。 人に自分の弱さを見抜かれることはたまらなく恐ろしいのです。 また、自分で弱さを見 | 自分の弱み、弱い部分は、隠したいし、見たくはない。 自分の価値を下げるような事実や現実は… どうしても、人にさらけ出したくはない。 そう思えば思うほど | 2008-12-28 |
人って、いいことは、いつのまにか 「当たり前」に感じていまう。 失ってはじめてその大切さが身にしみるという、 習性を持っているのですね。 | 人は、自分にとって快、いいことを与えてもらうと、 最初は、それをとてもありがたいと思っていても、 いつのまにか、すっかり当然と思ってしまうところがある。 | 2008-04-13 |
(お菓子作りの先生のことば) 「何でもないことのようですけど、ここに達するまでには ずいぶん試行錯誤して、4年も5年もかかったんですよ。 ただし要領が | 専門の学校(料理や仕事がらみ)に行ったりして、 コツやヒント、ポイントなどを教えてもらうと、 そんな簡単なことがポイントなのか、これがコツなのか、 などと | 2008-03-28 |
表面的には失敗、挫折に思えることが、 実は「人間復活のためのチャンス」なのです。 そして、人間復活のチャンスという方向に発想を変えれば、 失敗も、挫折も、 | この本では、見える世界から見ると、 「失敗、挫折」に見えるかもしれないことも、 こころの目、こころの世界から見ると、 「人間復活のためのチャンス」 「そ | 2008-03-01 |