■今日の「おすすめ本」■
2022年9月22日
- タイトル
- 「嫌いな自分」を隠そうとしてはいけない
- 著者
- デビー フォード
- 出版社
- 日本放送出版協会
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
麻薬、アルコール依存症に苦しみ、その経験を生かして
「自分の影と向き合うワークショップ」を主催するようになった著者が、
自分の悪い面(影)とキチンと向き合ってみよう、そうすれば、
「イモムシが、息をのむほど美しい蝶になる」
と言っています。
さて「影」とは…
「隠れた側面、人間関係を気まずいものにし、わたしたちを
意気消沈させ、夢を実現できなくする側面です。
心理学者カール・ユングはそれを影(シャドウ)と呼びました。
自分で隠そう、否定しようとする面はすべて影です」
その「影」と、どう向き合えばいいか…
「自分の影と付き合うのがこわくてたまらなくても、
わたしたちは影を押さえつけるのではなく、さらけ出し、
認め、受け入れる必要があります。(略)
あなたの光の部分を引き出すには、まず闇の部分に分け
入らなくてはいけません」
つまり、自分の「光と影」は一対なんですね。
その両方をうまく生かして、もっと輝こうと、
その「影」とのつきあい方、向き合い方、エクササイズを
いろいろな角度から教えてくれる本です。
少し専門的なところもありますが、じっくりと読まれてみると、
自分の影の部分と向き合う勇気が出てくるかもしれません。
エクササイズは、ちょっと時間がかかるものが多いです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
あなたが自分の過去をまっこうから見据えないかぎり、 過去はつねに存在し、あなたの人生には同じような できごとがいつまでも繰り返すことになります。 心理 | 自分の過去を見据えて、 自分のやり方や行動に問題があるかもしれないと 振り返ってみることは、正直つらい作業である。 できれば、自分は間違ってはいない、 | 2008-05-20 |
あなたのいわゆる欠点、 あなたが嫌な自分はすべて、 じつは最高の資産です。 ただ、今は音が高すぎるだけ。 ボリュームが少し大きすぎるのです。 少し | うーん、例えば ケチは、堅実でしっかりしているとも言えるし、 頑固は、一本筋が通っているとも言える。 (あまり出し過ぎなければだが…) ついつい、 | 2005-06-02 |