■今日の「おすすめ本」■

2014年9月1日

　

タイトル

置かれた場所で咲きなさい

著者

渡辺 和子

出版社

幻冬舎 (2012/4/25)

おすすめ度

※おすすめ度について

ノートルダム清心女子大学（岡山）理事長（２０１０年現在）の
著者が、自分の半生、経験、事例をあげながら、
「置かれたところこそが、今のあなたの居場所、
　咲けない時は、根を下へ下へと降ろしましょう」
と、語りかけてくれる本です。

著者は、悩みについてこう教えてくれます。
「心の悩みを軽くする術があるなら、私が教えてほしいくらいです。
　人が生きていくということは、さまざまな悩みを抱えるという
　こと。悩みのない人生などあり得ないし、思うがままにならない
　のは当たり前のことです。
　もっといえば、悩むからこそ人間でいられる。
　それが大前提であることを知ってください。
　今あなたが抱えているたくさんの悩み。
　それらを一度整理してみてください。
　変えられない現実はどうしようもない。
　無理に変えようとすれば、心は疲れ果ててしまう。
　ならば、その悩みに対する心の持ちようを変えてみること。
　そうすることでたとえ悩みは消えなくても、きっと生きる勇気が
　芽生えるはずですから」

例えば、こんなことが書かれています。
　１．自分自身に語りかける
　　　・人はどんな場所でも幸せを見つけることができる
　　　・清く、優しく生きるには
　２．明日に向かって生きる
　　　・人に恥じない生き方は心を輝かせる
　　　・心に風を通してよどんだ空気を入れ替える
　３．美しく老いる
　　　・いぶし銀の輝きを得る
　　　・老いをチャンスにする
　４．愛するということ
　　　・愛は近きより
　　　・愛情は言葉となってほとばしる

ひとつひとつの項が短く分けられ、まとめられていて、
わかりやすく、読みやすくなっています。
むずかしい教えが書かれている本ではありません。
迷ったとき、悩んだとき、苦しいとき、一人で悶々とせず、
読んでいただきたい本です。

特に女性にはおすすめです、ぜひ一度読んで見てください。
心が落ち着きますよ～