■今日の「おすすめ本」■
2024年1月14日
- タイトル
- わが子を「メシが食える大人」に育てる
- 著者
- 高濱 正伸
- 出版社
- 廣済堂出版 (2010/7/17)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
重視した学習教室「花まる学習会」を設立し、運営している著者が
「メシが食える大人」にするための子どものと向き合い方を
教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「子育ての最終的な目的は、わが子を
「自分でメシを食っていける大人」に育てること。
そのためには、「自分で考える力」「ことばの力」
「想い浮かべる力」「試そうとする力」「やり抜く力」を
育むことが大切。
経済的、社会的、精神的に自立し、受験や社会に出てからの
さまざまな苦労を自分で乗り越え、より幸せな将来を生きて
いくためのパスポートを手に入れるために必要なことがある」
たとえば、こんなことが書かれています。
○「聞く」「話す」「読む」「書く」を育む親の心得
○学力アップに深くかかわる「ことばの力」とは?
○親のつぶやきが、子どもの表現力を豊かにする
○「自分のことば」の引き出しを多くしてあげる
○考える力はまず「考えようとする意欲」から
○メシが食える仕事人は、独創的な「発見力」がある
○子どもの「なぜ?」「なあに?」には必ず答える
簡単なことから、手間のかかることまで、子育てだけではなく、
部下を育てるためにも、自分の再育てにも使える方法や考え方が
書かれています。
とても勉強になった本でした。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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読書でも音楽でもスポーツでも、映画でも模型でも、 とにかく何かに熱中している姿を子どもに見せてあげてください。 最近は、小学生でさえ〝冷めた子〟が多 | 子どもには親や大人が熱中して、 なにかに取り組んでいる姿を見せることが とてもとても大切だそうです。 子どもと遊ぶときには、一緒に熱中して遊ぶことも。 | 2018-06-22 |
お手伝いには、他者への思いやり、気遣いといった 「思い浮かべる力」のトレーニングにもなりますが、 試そうとする力でもひじょうに有効です。(略) これは | 高濱さんは、子どもにお手伝いさせることは、 「思い浮かべる力」にもなるので、非常に大切といってますが、 そのとき、 ○ちゃんとやってくれないと家族みん | 2015-08-20 |
他者性を意識させる《逆インタビュー》 トレーニングとしておすすめなのは、 親子会話での《逆インタビュー》です。 通常だと、「今日、学校で何があったの? | 相手の立場になって考えることのできる子どもを育てるための トレーニングのひとつが、この《逆インタビュー》だそうですが、 工夫をすれば、いろいろなところで使え | 2015-07-15 |
ビジネス社会で求められる課題解決力は、 会社や上司から与えられた課題を、 一定のレベルでこなすだけの力ではありません。 それも確かに大事ですが、むしろ | 学習会の経営者であり先生でもある高濱さんは、 「小学校低学年までは、「耳学問の時代」です。 耳で聞いたことをスポンジのようにどんどん吸収します。 | 2015-07-01 |