■今日の「おすすめ本」■
2018年6月6日
- タイトル
- 「逃げ出したい!」自分を救う本
- 著者
- 斎藤 茂太
- 出版社
- ベストセラーズ (2006/05)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
分かりやすく教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「「逃げ出したい!」と思わない人などいないのだ。
どんなに強そうな人でも、どれほど立派に見える人でも、老若
男女を問わず、誰もが自分の「逃げ出したい!」という気持ち
と戦いながら、日々の暮らしを送っている。
わたしは「逃げ出したい!」あなたを、叱りつけるつもりも
なければ、お説教するつもりもない。ただあなたに「気づき」
を与え、あなた自身が変わっていくことを手助けするだけだ。
具体的に、次の6つの点について説明していく。
「自己像」「人間関係」「仕事」「時間」「家庭」「常識」
これらについて「気づき」を得て、ほんのちょっとだけ視点を
変えてしまえば、あなたの「逃げ出したい!」はほとんど解消
するはずだ」
例えば、こんなことが書かれています。
◎自分の「逃げ出したい!」を認めよう
◎なぜ逃げたくなるのか
◎すべての原因は「しがらみ」にある
◎あなたの「逃げ出したい!」はどのタイプ
◎人間関係を決める「鏡の法則」
◎断ることも仕事のうち
◎仕事に追われる、仕事を追う
◎家族だからこそルールが必要
◎その常識は本当に「常識」?
◎これまで同じく「どうにかなる」
現代の「逃げ出したい!」という気持ちは、原始的な恐怖(食う
か食われるかなど)のような「生命の危機」からではなく、
「心の防衛本能」からだということです。だから、視点を変え、
心にゆとりや広さ、強さを持つことが大切だということです。
なるほど、こう考えればいいのね、と思うことがいっぱい書か
れています。読みやすい本なので、おすすめです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
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