■今日の「おすすめ本」■
2018年12月19日
- タイトル
- 遊んでいても結果を出す人、真面目にやっても結果の出ない人
- 著者
- 柴田 励司
- 出版社
- 成美堂出版 (2013/6/5)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
タントの著者が、一生懸命やっているのに、なかなか成果が上が
らない人、真面目にがんばっているのに、どうも評価されない、
そんな人たちの原因をさぐり、評価されるようになるための
方法を教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「一生懸命やっているのに、なかなか成果があがらない。
一方、遊んでいるように見えるのに、なぜか成果を上げる
人がいる。
「遊んでいても結果を出す人」というのは、「ぜんぜん、
努力も何もしていない人」ではない。確かに周りから
みれば「遊んでいる」ように見えるけれど、
「実はこういうことをしているから、自然に結果がついて
くる」という要素がいくつもある。
それを解き明かしていきたい」
ということで、たとえば、こんなことが書かれています。
《がんばっているのに結果が出せない人の9つの習慣》
1.自分の売り込みが目立つ
2.空気を読んでいない言動をする
3.自分の意図にそぐわないと怒る
4.話が長い
5.いつまでも過去にこだわる
6.「熱意」をはき違えている
7.悪気なく人をバカにしたような発言をする
8.残念な見た目だったり仕草をする
9.どうでもいいことにこだわる
なるほどなぁと思いつつ、「遊んでいるように見える人」が
評価されるというより、本当にしっかりやっている人が、
やっぱり評価されるし、仕事もできる、というように感じ
ました。
いろいろ参考になるところも多いので、自分の仕事の仕方、
人との接し方など、勉強するにはいい本だと思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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