■今日の「おすすめ本」■
2019年8月2日
- タイトル
- 頭のそうじ 心のそうじ
- 著者
- 鍵山 秀三郎
- 出版社
- サンマーク出版 (2007/11)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
社会貢献、環境をきれいにすることに尽力している著者が、
“掃除”の力を教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「実際にやってみていただくとわかりますが、徹底的に掃除を
すると、そこに、やった人にしか感じられない充実感と爽快感
が生まれてくるものです。
だから、悩んでいるとき、ストレスを感じているとき、そんな
ときは、掃除をして身辺を徹底的に整理整頓すれば、頭のなかが
スッキリするはずです。
掃除は、確実に人の頭のなかも変えてしまうのです。
一度の掃除でも頭がスッキリするのですから、何度も何度も長い
あいだ掃除を丁寧に続けていけば、やがてその人の顔が変り、
人格さえも変わってきます」
例えば、こんなことが書かれています。
◎本当の発展
◎脱マニュアル
◎家庭の中の公
◎卑しさ
◎よりよい未来
◎無私
◎勝ち組
◎みっともないこと
鍵山さんの本を読むと、当たり前のことがびしっと書かれていて
心に響いてくることが多いです。じっくりと読まれてみるといい
と思います。おすすめの一冊です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
人間は、見ているものに 自分の気持ちも似てくるものです。 雑然としたものに囲まれていては、 頭も心も整理できません。(略) なんでもとりあえず放り込 | 鍵山さんは、さらにこういっておられます。 「「いまはとりあえず…」「またあとで…」といつも 根本的な解決をしないで、ものごとをいいかげんに処理している | 2015-09-04 |
いま、日本人は、野心や虚栄心をむき出しにして お金や地位を求めて狂奔しています。 その野心や虚栄心が「みっともないことをしない」という、 世界から称賛され | 確かに、このような心を忘れてしまっている… 人間としての尊厳にかかわる大事な心だとわかっていても、 みんなもやってるし、誰もみていないし、 このくらいはい | 2012-11-29 |
「知恵は汗からの贈り物である」これは、 イギリスの思想家、トーマス・カーライルの言葉です。 知識は、本を読んだりしていくらでも得ることができますが、 知恵 | やってみるといいこと、行動してみた方がいいことでも、 行動することを損得を考える人、頭で理屈を考えてしまう人、 身体を動かすことを面倒がる人は、やらないこと | 2011-07-15 |
本当の意味での余裕、心のゆとりというのではなく、 悪い意味での余裕がありすぎるときに湧いてくる雑念を 「妄想」といいます。 つまり、頭の中のゴミです。 | あれをやっても損する、あれをやれば得する、 などと、自分のことばかりを考えると、 損得ばかりが気になったり、他人を攻撃したり、おとしめたり、 逆に自分が攻 | 2011-04-29 |
手を抜けば、ラクはできます。 しかし、かえってあとで手がかかるのです。 ミスも起こりやすくなるものです。 いまはなんでも効率主義で、 早ければ雑でもいい | ちょっとくらい雑でもいいや、手を抜いてもいいやと思うと、 その気持ちが、自分の中でどんどん大きくなっていく、 そして、どんどんそうなっていく… 自分をみて | 2011-04-28 |
最悪の状況を先に覚悟しておけば、 パニックになることを抑えられます。 そうすれば、あとは、 たくましく上を見ていくだけです。 | さらに、この本では、こう言っています。 「人生において、危機的な状況に陥ったり、 崖っぷちに追いつめられたりしたときに大切なのは、 まずは最悪のケース | 2011-04-18 |