■今日の「おすすめ本」■
2020年1月7日
- タイトル
- 履歴書には書けへんけどじつは一番大事なのは人間力や!
- 著者
- 中村 文昭
- 出版社
- 海竜社 (2012/07)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
果物と野菜の行商後、六本木に飲食店をかまえ、その後、伊勢で、
手づくりのレストラン・ウエディング事業を展開し大成功させ、
現在北海道で、引きこもり、ニートの若者たちと農業をしつつ
「耕せにっぽん」も主宰している行動力と出会力抜群の著者が、
成功、生き方、あり方の秘訣を教えてくれる本。
著者は、実業家の師匠に、かつてこう言われたそうです。
「いいか?人の人間性は履歴書には書けないんや。あんな薄っ
ぺらい紙一枚で、おまえの何がわかる?じゃあ、人は、
おまえの人間性を見るときに、何を見ると思う?
初めて会うおまえに、いきなり大きな仕事は任せられない。
だから、最初はみんな雑用をやらせるんや。
その雑用を一生懸命やるか、適当にやるかで、その人の
人間性はすぐわかる。
人が何かを頼むということは、その人は、人の手を借りたい
ほど、困っているっちゅうことや。おまえにできないことは、
最初から誰も頼まんわ。おまえならやってくれると思うから
こそ頼むんや。頼まれごとは試されごとや」
そして、著者は、こう気づいたといいます。
「どんな雑用でも、頼まれごとは困っている人を喜ばせる
チャンスカードだったのか!じゃあ、喜んでやらなければ
バチが当たるやん!」
そして、そのとおりやり続け、現在の成功を築いていきます。
その他、こんなことが書かれています。
◎「絶対無理」を「可能」にする過程こそが面白い!
◎一歩踏み出せないときは、二歩踏み出せばいい
◎返事は0.2秒。屁理屈を捨てれば、人付き合いは変わる
◎自分をアピールすることより、「相手を知ること」が大切
◎エネルギーを使った方が、充電できる
◎お金も知恵もなくても、「汗」なら誰でも出せる
◎「でも」と言うな。「なるほど」と言え!
相手の話は、一度は丸ごと受け入れる
◎上司の話、会議の場で、よく頷く人、ベスト3になれ
◎口ぐせは「大丈夫!」「大成功!」自分を信じる人に、
人はついてくる
◎今できることをコツコツとやり続ける勇気を持つ
すべての秘訣が著者の経験を元に、それに知識をプラスして
書かれているので、実感伴う、本当に生きた知恵、秘訣満載
の本で、おすすめの一冊です。
無農薬の米、野菜をつくり日本が抱えてる問題解決をする
プロジェクト↓ぜひ、こちらを見てみてください。
「耕せにっぽん」
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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失敗することで『マイナスの感覚』に 陥ってしまう人が多いようですが、僕は反対に、失敗すると、 「しめた!これはネタになる」とニヤけてきます。 すんなりうま | 確かに、すんなりうまくいった話しを聞くより、 失敗した話や、うまくいかなかった話し、何度もコケた話しなど、 そして、ついにこうなった、などという、 七転び | 2013-12-09 |
同じように悲しい境遇にあって、 笑いを見つけられる人もいれば、 笑ったりできないという人もいます。 でも、どんな辛い状況でも、 笑える人はやっぱり強いな | 「笑い」は人の心を温めてくれる。 優しさをくれる。そして、 履歴書には書けないけれど、じつは一番大事なのは、 こんなことなんじゃないかと中村さんは言ってい | 2012-12-31 |
散歩のたびに捨てられた空き缶を持ち帰っているのに、 空き缶は少しもなくならず、むしろ増えるばかりというときや、 子どもの喧嘩よりひどい野次の応酬と怒号が飛び | 無力ではなく、微力なだけ。 微力は広がれば大きな力になる! 仮に、缶が減らなくても、それをやり続けた自分がいて、 それは、自分の力となります。 そし | 2012-11-22 |
最初から「一発逆転ホームラン」狙いでは 実らないというのが、僕の持論です。 大きなチャンスをつかむためには、「今できる小さなこと」を やり続ける勇気が不可 | 中村さんの仲間の間で、言い合う言葉があるそうです。 「そのうちやろうはバカヤロウ。 明日やろうは大バカヤロウ。じゃあ、どうするか? 今すぐやろうや!」 | 2012-11-21 |