■今日の「おすすめ本」■
2006年9月27日
- タイトル
- こころの対話 25のルール
- 著者
- 伊藤 守
- 出版社
- 講談社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
セミナー、講演会などで活躍している著者が書いた、
コミュニケーションの本。
著者は、多くの人は「話しを聞いている」し、
「コミュニケーションもとっている」と思っているが、
実は、話しは、聞いてないし、うまくコミュニケーションも
とれてはいないと言います。
例えば、相手が話しているときに、次に自分の話すことを
考えていたり、相手の話の本当の意味をわかっていなかったり。
そして、
「今日こそは、相手の話をちゃんと聞こう、そう思っていた
としても、その場になると、つい、相手を聞くより、
いかに自分がそのことをよく知っているか、いかに
うまいことを言うか、相手に誤解されないようにするか、
いかに賢そうに見せるか、どれだけ友達がいるか等々、
そういう自分をアピールせずにはいられません。
それが相手と自分の関係にとってよいものでないと
わかっていながら、気がつくと勝ち負けに夢中に
なってしまいます」
こういうことが、なぜ起こるのか、どうしたらいいのか、
そんなことをいろいろと教えてくれます。
また、自分とのコミュニケーションも大切だといってます。
とてもいい本です。
コミュニケーションをうまく取りたいと思っている方は、
必見です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
わたしたちは、何にでもレッテルを貼ります。 人にも出来事にも。 レッテルを貼ることが、世界を知ることだと、 誤解してしまっています。 レッテルの中身につ | この本では、さらにこう言っています。 「だれかのことを、職業や血液型や服装や年齢で分類して 理解しようとするのはやめることです。 あくまで、その人 | 2007-06-27 |
コミュニケーションの目的とは、お互いを安心させ、 お互いを勇気づけ、元気づけることです。 なぜなら、わたしたちはたったひとりで 生存できるわけでは | ややもすると、コミュニケーションは、 「お互いを安心させ、お互いを勇気づけ、元気づける」 ことと反対なことになりがちである。 最初の想いや動機は、 | 2006-10-20 |
だいじょうぶなふり、 賢いふり、 偉そうなふり、 あるいは、 馬鹿なふり、 友だちがたくさんいるふり…… 自分を大きく見せたり、 ときには小さ | 人はそんなに強くないから、 ときどき、“ふり”でもしなければ、 やっていけない時もある。 強そうなふり、 元気そうなふり、 逆に疲れたふりもする。 | 2005-08-22 |
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