■今日の「おすすめ本」■
2007年4月13日
- タイトル
- コミュニケーションセンス
- 著者
- 福田 健
- 出版社
- 文香社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
著者は、こう言っています。
「いま、人々は複雑化した社会に巻き込まれて、対面
コミュニケーションを難しく考えすぎていないだろうか。
相手の反応を気にするあまり、かえってものを言いにくく
しているのではないだろうか」と。
この本では、
「コミュニケーションとは何か」、また、
「自分から話してみる」をして、その後、何か反応があれば、
(例えば、マイナスの反応が出たら、それをプラスにするなど)
その反応に応じたコミュニケーションをとる方法などを
教えてくれます。
例えば、
1.コミュニケーションをするということ
・話しかけることは相手に働きかけること
2.自己表現力が確実につく一味違う工夫
・自己表現は口数の多い、少ないではない
3.コミュニケーション・センスを磨く心理法則
・言葉を無神経に使っていないか
4.会話のセンスは会話で育てる
・話しにくい人への対処法
5.逆説コミュニケーションのすすめ
・言い訳は立派なコミュニケーションである
6.人を動かす説得コミュニケーションの技術
・自分を説得できなければ人を説得できない
少し型どおりかなと思うところもありますが、
実務的な方法がいっぱい書かれていて、参考になると思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
誰もが、こうしよう、ああしようと思い立つが、 さて実行となると、なかなかスタートが切れない。 時間ばかりがどんどんたって、やがて、 「いまからでは遅すぎる | しかし…だからこそ、 悪事も、実行にうつされないという側面もあるので、 実行力のなさもまた、人間が生きるために、 備えられた必要な智慧であるともいえる。 | 2009-01-29 |
よく、 「本当のことを言っているのだ」 「事実なんだから仕方がないよ」 「正論を吐くのがなぜいけないの」 という声を耳にする。 よい、悪いの問題で | 例えば、 「その服、あなたに全く似合わないね」とか、 「あなたのそういうところが間違っている」 などということを、事実だから、自分が正直だから、 嘘をつ | 2007-07-30 |
口グセ、言葉グセには、自分では 気がつかなかったり、よいつもりでいても、 逆に嫌われたりする例が多い。 仕事柄、研修会でいろいろな人に出会うが、 先 | その他、 どんな話を聞いても「しかしですね」とか、 なんでも「一応」をつける人、 かならず「でも…」と反論する人、 いつも「疲れた…」と言っている人など | 2005-08-27 |
聞いてもらいたい、 わかってもらいたいのは、 人間に共通した心理である。 そこで、つい自分のことばかり 喋りたくなるのだが、 その結果どうなるかと | 私の母は、どんな話しからでも 自分の話に持って行くのが得意である。 例えば、こんな具合。 「お父さんは、元気?」 「ああ、元気。でも私はちょっと | 2005-08-24 |