■今日の「おすすめ本」■
2008年1月11日
- タイトル
- 本当に強い人、強そうで弱い人
- 著者
- 川村 則行
- 出版社
- 飛鳥新社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
医学博士でもある著者が書いた、
「自分の弱さをちゃんと見つめて、受け入れて
本当の強さを身につけよう」ということを
教えてくれる本。
この本では、こういっています。
「自分自身に素直な人は、等身大の自分というものを
理解して、それをあるがままに受け入れることができる
人だ。
もちろん、等身大の自分の中には、自分のいいところや、
「これをやりたい」という意志や目標のほかに、自分の
悪いところや情けないところ、弱さというものも当然、
含まれている。
そういったものを、全部認めて受け入れることができるのは、
やはりその人がそれだけ強いからではないだろうか。
つまり、素直な人は、心が強い人なのだ」
著者は、心身症などの治療を通して、
「素直じゃないなぁ」と感じることが多く、もっと
「自分に素直になること」が大切だと言っています。
その方が、体にも心にもいいと。
強くなりたいと思う方、人間の強さって何だろうと、
疑問に思う方、生きやすさを探している方におすすめの
本です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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アホな部分を素直に認めよう、 あるがままのアホでいいではないか。 自分がアホであることを認めても、 自分自身の価値はいくらも減りはしない。(略) 「 | 「性アホ説」とは、著者が唱えている考え方で、 「自分がアホであること」を認めると、 心の中の葛藤が少なくなり、生きやすくなる、ということ。 私は、 | 2006-09-07 |
どんなに力のある人でも、 どんなに自主独立の生き方をしている人でも、 自分だけではどうにもならない状況 というものが必ずある。 人にアドバイスをして | 人は、普段は、 気軽に助けを求めることができていても、 本当に必要なときの助けを求めないことが多い、 あるいは、求められないと、聞いたことがある。 そん | 2006-01-10 |
弱いところや嫌なところは、 誰でも多かれ少なかれ持っている。 そのマイナス面を 「あれが悪い」「これが悪い」と 数え上げても、気持ちが暗くなるばかりだ。 | 苦手なこと、欠点、弱点に目を向けて、 あれもできない、これもできない、と、 できないことを積み重ねるより、 小さなことでも、 できることを積み重ねた方が | 2005-09-03 |
希望というものは、 生きる救いを与えてくれるものだ。 生きる力を与えてくれるものだ。 だから、根拠がなくても、 理屈が通らなくても、 そんなことは | 今では、ちょっと古くさいような、 とても高いところにあるような感じがする、 「希望」ということば。 そして、なんだか忘れがちな「希望」 口に出すのが | 2005-08-18 |