■今日の「おすすめ本」■
2008年2月11日
- タイトル
- 会社、仕事、人間関係が「もうイヤだ!」と思ったとき読む本
- 著者
- 斎藤 茂太
- 出版社
- あさ出版
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
見方ひとつで、会社も仕事も人間関係も変えていくことができる
ということで、ものごとの見方、心の持ち用のちょっとしたコツ
などを教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「「もうイヤだ!」は幸せへのステップである。
不幸や悩みは、心を鍛える。心に負担がかかっているときは、
きっと、より大きな幸せが入ってくるように、心の許容範囲を
鍛え、増やしているのだととらえてみよう。
今ある不幸の分だけ、幸せはやってくる。
そして、どんな悩みも必ず終わる。
つらくはあるが、それだけは覚えておいてほしい。
そう思えば、気持ちは前向きに変わっていくはずだ」
例えば、イヤなことでも前向きにとらえるためにこんなことが
書かれています。
1.「もうイヤだ!」と思ったあなたへ
◎「もうイヤだ!」と思えれば、あとはよくなるだけ
◎人生には苦しいことは何度もある
◎それは心の病かもしれない
2.会社の「もうイヤだ!」をラクにする
◎会社がほとほとイヤになったら
◎努力が報われないと感じているあなたへ
◎評価が低くても腐らないコツ
3.人生の「もうイヤだ!」をラクにする
◎幸せを探し続けている人へ
◎乾いた心の治療法
◎孤独感に押しつぶされそうになったら
4.「もうイヤだ!」に効くちょっとした習慣術
◎悩みがあるときはヒマな時間をつくらないことが大切
◎自信をなくしたときは得意な場所に戻ろう
◎正しい睡眠がプラス時間のもとになる
わかりやすい文章、事例が書かれていて、すんなりと読める
と思います。押しつける感じはなく、こう考えてみたらどう
だろう、こうやってみたらどうだろう、といろいろな角度
から「もうイヤだ!」から脱出する方法が書かれています。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
人生には「もうイヤだ」と 感じる悩みや苦しみがある。 そうしたものに遭遇するたびに、 自分では、どうしようもないと感じて、 さらに気持ちが重くなる。 | 斎藤先生は、 人間は普段自分が持っている力の 10%くらいしか使っていない。しかし、 「自分はやれる」「自分なら乗り越えられる」 などの暗示などによ | 2020-06-10 |
悩んでいるときに、解決策が見つからないのは当然なのだ。 たとえ、解決策が見つかっても、それは、 自分がやりたくないことである場合が多い。 「ああすればこう | そして、斎藤さんはさらにこう言っています。 「ほんとうに大切なものをしっかりわかって生きている人は強い。 迷いも少なくなるだろう。 逆に、中途半端に悩 | 2011-12-06 |
人間は、イヤなこと、つらいこと、頭にくること、 そういったストレスに襲われた場合、 それに対してバランスを保とうとする。 いわば、ストレスに対する抵抗力と | 例えば、このことは、ビジネスだけでなく、 通常の生活にも当てはまり、大きなストレスを感じた後、 3~6ヶ月くらいは、小さなストレスも耐えがたく感じる、 と | 2010-03-09 |
少しは理解が深まっているはずなのに、完璧を求めすぎて 「もっとわかって」「どうして理解できないのか」 とイライラする。そうすると逆に 相手との間に溝ができ | 人間関係に完璧を持ち込むと、相手も自分も辛くなるように思う。 なぜなら、人間そのものが完璧ではあり得ないからだ。 自分のことを振り返ってみればわかる。 | 2010-02-05 |
どんな仕事にも共通するのは、仕事をしていて 「ただ忙しい思いをしただけだった」と 暗澹とする場面が決して少なくないということだろう。 ここで私が提案し | 「あんなに努力したのに、成果がでなかった」 「忙しいわりには、いっこうに結果が表れない」 そう思うことは多々ある。 目指す成果や結果がでないと、すべてがダ | 2010-01-12 |
私たちが「もうイヤだ」と感じている状況のすべては、 「人生の雨季」のようなものではないだろうか。 雨の日というのは気分がすぐれないものである。 特に梅 | この本にはさらに、こんなことが書かれています。 「ある経営者が、テレビでこんなことを言っていた。 「景気のいい時期には、みんな、ずっとこの状況が続くと | 2010-01-07 |