■今日の「おすすめ本」■
2008年9月16日
- タイトル
- こころをほぐす小さな「開き直り」術
- 著者
- 大野 裕
- 出版社
- 主婦の友社 (2005/6/1)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
開き直れない人、あれこれと思い悩んだり、迷ったり落ち込んだり
している人のために、そこから抜け出すためのヒントやアドバイス
を教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「生きていれば誰でも、疲れたり傷ついたりすることがあります。
だるくて寒気がするときには、上着をもう1枚重ねて暖かくした
り、無理をせずに早めに休んだりするでしょう。弱っているとこ
ろを守りながら体が回復できるように手助けします。
悩んだり、苦しんだり、困ったり、傷ついたりすることは誰にも
あります。そうしたときにも体と同じように、まずそのような
自分に気づいて、辛くなっている気持をいたわる手だてや気配り
をしていくことが大切です」
ということで、そんな時には、以下のような「小さな開き直り」
いわば気分転換してみると、心が安らいだり、立ち直るきっかけ
にもなるということです。
◎一休みする
◎それはそれでしかたないと考えてみる
◎一人で頑張りすぎない
◎別のやり方を考える
◎誰かと話してみる
◎一歩離れたところから自分と周りの関係を見直す
◎もう一度視野を広げて周りを見直す
身近な「事例」(例えば、仕事と家庭の両立に疲れてしまった、
「元気で親切」をやめられない、夫の浮気を今も許せないなど)
をとりあげて、わかりやすく解説してくれるので、読みやすいと
思います。どちらかというと女性向けの本です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
私たちは、何かに悩んでいるときには、自分を責めたり、 周りの人を悪く思ったりするようになりがちです。 問題を解決する手だてを一歩一歩探していくことより、 | 問題が起こり、自分が辛くなると、 誰が悪い、あの人のせいだ、システムが悪い、環境が悪いなど、 悪者や犯人などを見つけ、そのせいにしたくなります。 そのほう | 2012-07-20 |
落ち込んだ気持とか、淋しさ、むなしさ、不安など、 私たちがときに陥ってしまう人間のさまざまなつらい気持ちには、 なにかしら、私たちに対するメッセージが含まれ | とくに、やる気がなくなったり、落ち込んだりするときには、 「とにかく、少しゆっくり休みなさい」 「そして、自分の人生を振り返ってごらんなさい」 というメッ | 2008-03-23 |
私たちは、誰かに頼られると、それに全部 こたえなくてはならないと思ってしまいがちです。 それにこたえられないと、自分の力が足りない、 やさしくない、冷たい | この本では、助けているうちに、疲れたり、つらくなったり、 「なんで、自分ばかりが…」と思うようになったら、 こう考えることが必要だと言っています。 「 | 2008-03-16 |
生きていれば、楽しいときもつらいときもあります。 それは、誰にとっても当たり前のことです。 そのときに気をつけなければならないのは、 つらい気持が強くなる | つらい気持が強いときや、悩んでいるとき、 苦しいときなどは「決断をしてはいけない」 といわれるが、私たちは、そのつらさを何とかしたくて、 焦って、えいと決 | 2008-03-13 |