■今日の「おすすめ本」■
2024年12月19日
- タイトル
- 他人を非難してばかりいる人たち バッシング・いじめ・ネット私刑
- 著者
- 岩波 明
- 出版社
- 幻冬舎 (2015/9/30)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
マスコミやネット住民はバッシングが大好物。
失言やトラブルによって「悪人」となった対象を
見つけては非難するが、最近ここに一般の人も追随し、
まるで国民総出のいじめの様相に。
このとき、非難する側は必ず「正義」を振りかざすが、
実は他人を傷つけて楽しむ心理も混在する。
もともと、似た価値観を共有する日本人は、
差異に対して敏感で嫉妬を抱きやすく、
異物を排除する傾向が強い。
さらに、適度に豊かな現代には空虚さが蔓延しており、
若者は悲観的で自信がない。現代人の心の歪みを、
精神科医である著者が斬る!
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
注意すべきであるのは、 人の行動の多くは、非合理的であることだ。 もちろん、自己利益(金銭)が優先事項に なることもあるが、最終的に人を動かすのは | 「不寛容だなあ」 「なにもそこまでしなくても…言わなくても」 というような感覚を覚えることが この頃多いように思います。 例えば、 赤ちゃんの泣き | 2024-03-04 |