 「今日のことば」
「脳のつながりが悪くなっている人」
とは次のような人です。
○ひとつのことに執拗にこだわって、
全体が見えなくなっている人
○嫌なことや失敗など、ひとつのことが
頭から離れなくて、どんどんマイナス思考に
ハマってしまう人
○自分の努力やがんばりが報われないと
感じている人
○朝から晩まで、目先の仕事にばかり追われて
1日が終わってしまう人
○一生懸命がんばっているつもりなのに、
なぜかいつも空回りしてしまう人
○毎日忙し過ぎて、ぼんやりする暇すらない人
○いつもぐったり疲れていて、うっかりミスが
多い人
○かつては夢や目標を抱いていたけれど、
「もうどうでもいい」というような
気になっている人
○同じ目標の繰り返しで、毎日が
つまらないと感じている人
○自分の人生に、なんとなく
「あきらめ感」や「行き詰まり感」を
もっている人
はっきり申し上げましょう。
驚かれるかもしれませんが、
ここに挙げたような
「脳のつながりが悪くなっている人」
は、じつはたいへん脳の老化が
進みやすいタイプなのです。
 まゆの感想
この本を書いている奥村さんは、岐阜県で
「もの忘れ外来」を開設しているお医者さまで、
認知症の予防や治療を中心とした診療活動を
行っておられます。
奥村さんは、上記のような人ほど、
脳を酷使して、脳を疲れさせているので、
もの忘れが多くなりがちなので、
脳の働きを衰えさせないように、
気をつけなくていけないと言っています。
では、「脳のつながり」とは、
どういうことかというと
脳回路ネットワークの連絡性のことだそうです。
そして、脳回路のつながりが悪い状態を
いつまでも放置していると、
人の脳は、老化しやすくなるそうです。
上記のようなこと、ひとつやふたつ、
思いあたることがありますよね〜
ドキッとしますよね(苦笑)
でもご安心ください。
道路工事をしてあちこちの道のつなげたり、
広くしたりすることで、アクセスをよくするように、
脳回路のつながりもよくすることができるそうです。
そのためには、
デフォルトモード・ネットワーク
(ぼんやりすることによって自分のことを
モニタリングする役目)の働きを取り戻し、
脳を休ませたり、クリアにしたりして、
脳に活力を取り戻すことが大切だそうです。
デフォルトモード・ネットワークについては、
次回に書きますね。
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