ことば探し
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■2012年06月05日の「今日のことば」■

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「今日のことば」
東南アジアにあるボルネオ島の人々は昔から、
作物や貯蔵植物をあさる野生のサルを捕まえるため、
あるユニークな方法を使っています。

空になったココナッツの殻に、サルの手が
ちょうど入るくらいの穴を開けておくのです。
そして殻の中に米を少し入れ、動かない物に縛りつけます。
サルが食べ物の匂いに誘われてココナッツの中を覗くと、
米が入っているので手を伸ばします。

ところが、いざ手を引き抜こうとしたら、
米を握っているため穴から手が出せないのです。
手を抜くためには米を放さなければなりませんが、
サルはいったんつかんだ米を放そうとしません。
こうしてサルは捕まってしまいます。

私たちの多くはこのサルと同じです。
ネガティブな考えに捕らわれて、それを放そうとしないのです。
そしてもがけばもがくほど、さらにがんじがらめになる。
押しやろうとしてもムダなあがきです。
ネガティブな考えは、ただ「手放す」ことから始めましょう。

考えを頭に貼り付けているのは「感情」です。
感情を認めて意識的にそれを解放すれば、
マイナスの考えも不思議と消えてなくなるでしょう。


出典元 「脳にいいこと」だけをやりなさい!
おすすめ度 ★★★★★  ※おすすめ度について
著者名 マーシー・シャイモフ

まゆの感想
自分の頭の中にある考えは、ときにやっかいで、
どうしても「その考え」から抜け出せず手放せない時があります。
これが、自分にとって決して得にはならず、
むしろマイナスの考えだとわかっていても、
どうしても、その考えにこだわってしまいます。
そして、その考えでがんじがらめになり、
身動きとれなくなってしまう…
今日のおサルさんと同じですね。

なぜ、そんな考えを手放せないのでしょう?
それは、やはり、なんだかんだいっても、
その考えが自分にとって都合がいいからです。
(たとえば、誰かが悪いと責める考えの方が、
 自分は悪くないと思えるとか)
そう考えることが、楽なのかもしれません、
すっかり習慣になっていて。

でももし、その考えにあまりにしばられて
辛くて苦しいなら、いったんその考え方をどこかに置いて、
全く違う方向から、180度違う方向から
考えてみるといいと思います。
たとえば、対象相手になったつもりで考えてみるとか、
尊敬する人なら、どう考えるだろうか、だとか。

いつもの自分の考え方に戻るのは、簡単ですから、
たまには自分の考え方を手放して、解放されて、
違う考え方を取り入れてみてはどうでしょうか。
視野が広がり、ちょっとホッとできることや、
新しい発見もあるかもしれませんから。

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