2007-02-28
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ばかだと思われるのを怖がっていては、
描きたいと思う絵は描けない。
詩を詠むことも、
友だちを作ることも、
愛する人に気持ちを伝えることも、
やりたい仕事をすることも、
事業を興すこともできない。
それを胸に刻み込み、
笑われるかもしれないという恐怖心に立ち向かって、
乗り越える者の前に道は開ける。
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2007-02-27
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「駅からはちょっと離れていますが閑静だし、間取りが
広い割りにはお値段が格安になっております」
「お値段はちょっとはりますが、それだけに持つ方を
選ぶお品と言えます」
この上手なセールトークには2つの共通点があります。
前者は売り手にとってのマイナス要素を隠さずに告げている点。
後者は、最初にマイナス情報を告げているという点です。
人にはおもしろい特徴があって、
進んでマイナス要素を告げられると、
それほど重要ではないことに思えてしまうのです。
それに、隠さずにマイナス要素を告げることにより、
正直な人間という印象を与えます。
それに人間は、
最初に言われたことより後で言われたことの方が
強く印象に残るという特徴もあります。
先に告げてしまうところがポイントなのです。
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2007-02-26
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スーパーマーケットで、メモを見ながら
買い物をする主婦の姿をよく見かける。
こうすれば売場をうろうろせずにすみ、
時間とエネルギーが節約できるからだ。
何を買うか、あらかじめ決めておかないと、
ついつい余分な商品に目が奪われてしまい、
クッキー1缶追加したために、大事な買い物が
出来なかったということになりかねない。
リストをつくるのは大事なことだ。
計画や理由、関心や夢がなければリストは書けない。
「あれがしたい、これがしたい」リストをつくり、
そのリストを毎日眺めよう。
そうすれば、心は生き生きしてくるはずだ。
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2007-02-25
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自分を安心させられる人は、
他人も安心させることができる。
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2007-02-24
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とりあえず数日、いや一週間くらいを、
意識的に無条件の愛を実践することに費やしてみてほしい。
しかも、人知れずにやってほしい。
自分の中で無条件の愛のことだけを考え、
それを、外へも放出させるようにするのである。
その期間中は、絶対に無条件の愛の実行だけに
専念することを固く誓うのだ。
この期間中は、批判的な考えは慎まねばならない。
何もすることがないときは、幸せと愛のことだけを考え、
あなたと関係あるすべてのものに愛情を持って接しなさい。
それどころか、いつでも、どこでも、何にでも、
誰にでも愛情を注ぐのだ。
とにかくこの期間中は、
無条件の愛を与える人間になりきるのである。
すべてのものに愛を送るのである。
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2007-02-23
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ひとは何かを求めていまいる場所を離れる。
いまいるところを離れて
そこに行けば何かになれるという場所を求めて。
ところが、漫然とそこへ行きさえすれば何かになれる
という期待を抱いて地方から出てきても、
外国に渡っても、たとえ世界中を放浪したとしても、
ただそこに行っただけでは何者にもなれない。
何者にもなれないということに、そこに行ってみて
初めて気づくこともある。
地方から都会に出て何かになったひと、
外国に渡って何かになったひとは、
じつは地方にいても何かになったろうし、
外国で暮らさなくても何かになっただろう。
何かになるという可能性は自らのうちにあるものだ。
私たちはどこへ行こうと、自分自身を携えていくことになる。
自らのうちに求めるものを探さなければ、
どこに行っても求めるものは見出せないだろう。
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2007-02-22
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私たちは人間は、
極端な体験をしながら人生を歩んでいると、
「生きている」という実感がとてもしてくるようです。
私たちは、「振り子現象」を繰り返しているうちに、
だんだんとその振幅が狭くなってきて、
バランスがとれ、中心軸に近づいてくるのです。
そうすると、極端さや、
特別目立つエネルギーがなくなってきて、
さりげなく、やさしく、おだやかに、
特別めだたないけど、
そばにくっついていたいような、
何とも言えない「心地よさ」が
かもし出されてくるのです。
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2007-02-21
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あなたは自分が今やっている仕事を、
あなたのライフワークにする決心をするのです。
どのような仕事であれ、仲間に模範を示すことにより、
その分野の標準とされているもののレベルを
押し上げるのは、実に素晴らしいことです。
「あの人は何事も本気で取り組む」
「彼はすべてのことに全力で取り組む」
あなたを称賛するこうした評判は、
あなたの成功のための大きな財産になります。
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2007-02-20
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私たちは妙なことに、
自分に自信が持てない時ほど、手の届かないような、
無理とも思える目標を持とうとします。
実際の自分に失望しているので、
何かすごいことを達成して、一挙に自分のイメージを
修復したいと願うのでしょう。
しかし、地に足がついていないため、
だいたいの挑戦は失敗に終わります。
私たちの能力は、前向きな姿勢を伴う時に、
最大に発揮されますが、成果を焦る際には、
そうはいかないのです。
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2007-02-19
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最近の男性の多くは、自分が何でもできる
強い男でなければならないと思い込んでいる。
彼らはみずからの弱さを隠し、
自分が強い男をであることを他人に見せつけて、
相手に劣等感を感じさせようとする。
そして、自分がテレビに出てくる私立探偵や
ハリウッドの映画の主人公のようにタフでないからと、
自らを責め立てる。
もしあなたがこんなふうに感じているなら、
ぜひもっとリラックスしてほしい。
あなただって、昔はひざを擦りむいて泣いていた
男の子だったはずだ。
あなたがが男性であることは明らかであり、
外見の男らしさなどでそれを証明しようとする必要はない。
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2007-02-18
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わたしは、80歳を越えた。人からは、
「人生経験も豊かになって、もう悠々自適ですね」
などと言われる。確かに他人からみれば、
そういう部分があるかもしれないが、やはり、
試行錯誤を繰り返しているというのが実感である。
考えてもみてほしい。
私は生まれて初めて80歳になったのである。
80歳代をどのように生きればいいのかと、
試行錯誤するのは当然ではないか。(略)
人生というのは試行錯誤の繰り返しのようにも思う。
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2007-02-17
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ひと口に「感謝の人生」といっても3段階あります。
それを《松・竹・梅》で表してみましょう。
《梅》人から何かしてもらことに、「ありがとう」の
心を忘れないで生きる人生
《竹》人から何かをしてもらったら、
自分のできることをして「ありがとう」の心を
お返しする人生
《松》だれに対しても自分のできることをいつもして、
「ありがとう」の心を人から贈られる人生
人生が「感謝の3段重ね」になっていけば、きっと
心の豊かさも3倍にふくらむと思います。
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2007-02-16
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力関係だけのうえに成り立つ人間関係はむなしいものだ。
無理やり何かをやらされるのが好きだという人に、
わたしはお目にかかったことがない。
必要に迫られて命令に従うことはあっても、
権力を行使する相手に好感をもつことはない。
いいかえれば、
相手にどう思われようがかまわないなら、
力で相手を変えることはできるということだ。
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2007-02-15
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人は誰でも、自分はユニークな人間だと思いたい。
生まれながらに備わっていて、ほかの誰とも違う、
自分の内なる特別さを見出したいのだ。
しかし、皮肉なことに、ほかの人と異なることを
怖がっているために、自分の個性が頭をもたげるたびに
それを隠してしまう。
そして、自分の才能を見出して表現したい、
自分の個性を再び確認したいと渇望を感じる。
自分は浜辺に落ちているひとつの砂粒にすぎないと
思うのではなく、何か特別な目的があって、
ここにいるのだと感じたいのだ。
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2007-02-14
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人の歴史は、
ところどころに結び目がある紐にたとえることができる。
その結び目のひとつひとつがトラウマであり、
ひとつひとつの結び目のところで感情の流れがつまっている。
その結び目をほどいてやらないことには、
いつまでたっても感情がスムースに流れていかない。
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2007-02-13
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感覚を失ったとき、結果がでないとき、
どういう自分でいられるか。
それがいちばん大事。
例えば、1打席目に結果が出ないと
「今日は駄目か」という心境になりやすいですが、
そんな苦しさの中でも決してあきらめない姿勢が、
なにかを生み出してくれるきっかけになる可能性があります。
逆境は嫌いではないですし、あったほうがありがたいです。
そんなことでも逆風がなければ
次のステップに行けませんから。
そういうのは大歓迎ですね。
(2003年6月18日 メジャー最速で100安打を
達成したときのイチロー選手インタビューより)
ピンチになったら飛躍の好機であると
笑顔で目の前の仕事に取り組もう。
それがあなたに偉大な仕事をさせてくれる。
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2007-02-12
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過度の働きかけは必ず裏目に出るものだ。(略)
何であれ度を過ぎると、その対極の特質が現れる。
美しくなろうと血眼になる人間は醜いし、
いきすぎた親切は利己的な行為になる。
派手な指導者は安定性に欠けるし、
地味な指導者は自ら売り込もうとする。
こうした行為はすべて不安定な感情からきており、
結果的にますます不安を助長している。
必要以上に他人を感心させようとしない、
尊敬を得ようとしな行動こそが、もっとも、
他人から尊敬を得るものなのだ。
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2007-02-11
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過去に正しかった答えが
今も正しいとは限らない。
過去に間違っていた答えが、
今も間違っているとは限らない。
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2007-02-10
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いつも空は青く晴れわたり、
私たちが生きていく道には
花が咲き乱れていて、幸せいっぱい。
苦しいことはひとつもない。
そういう人生だったら、どんなにいいでしょう。
でも、私たちに命を与えつづけてくれる神さまは、
そんな約束をしませんでした。
人生は、そうはならないわけです。
でも、それを乗り越えていく力、
それを乗り越えていくための道を
照らしてくれる光は、与えられています。
あなたの道にも、光は当てられています。
しゃがみこんだままでは、光に気づけません。
立ち上がって、自分の進みたい道に一歩、
足を踏み出してみませんか。
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2007-02-09
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子どもの成長には、
親の「勇気づけ」が必要。
大人には、なおさら必要です。
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2007-02-08
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偉大なアーティストや本当にすぐれたリーダーは、
穏やかな居心地いい郊外の生活からは生まれない。
彼らは苦しみを味わい、
それをどうにかして「反転させた」人たちだ。
もちろん、重圧の下で苦しみ、
ただ沈んでいく人もたくさんいる。
苦しみは偉大なアーティストやリーダーになるための
保証にはならない。
しかし、もしあなたが人生で苦しみを味わい、
それをどうにかしたいと思うなら、
自分のことを幸運だと考えることから
はじめるのもひとつのやり方だ。
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2007-02-07
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ほとんどの場合、
批判はいきなり飛び出すわけではありません。
まずあなたに対する不満が生まれて、
それから、パートナーにとってそれが
どういう意味を持つかという段階に進みます。
あなたがその不満に気がついて
手を打てる状態になるのは、
たいてい第二段階になってからです。
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2007-02-06
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人生を楽しむということ、
日本人に足りないのがこういう考えでしょう。
何かというと「道」を説いてしまったりとか、
「楽あれば苦あり」なんて、ついつい
ネガティブな方向へと行ってしまいます。
そして、自分を戒めるのが大好きです。
でも、グローバルな視点に立って
わたしたちが学ぶべきは、
先進諸国では決してなくて、
貧しくても人生を楽しんでいる国々でも
あるような気がします。
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2007-02-05
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目標の設定を恐れる人もいる。
がっかりしたり失敗したりすることを考えるからだが、
そういう人はわかっていない。
目標を達成することよりも、目標を設定して、
その達成のために猛烈に行動することの方が
何倍も大切なのだ。
目標を設定するのは、それによって
人生のフォーカスをつくり出し、
自分の望む方向へと動き出すためだ。
突き詰めて言えば、
目標が達成できたかどうかよりも、
その目標を追求するなかで、
あなたがどういう人間になったかの方が、
はるかに大切なのである。
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2007-02-04
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他人を見るとき、多くの場合、
その人の「過去」を見ているのです。
いつも、新しい「相手」と出合っているはずなのに、
頭の中にあるのは「過去の相手」です。
もし、あなたが
「今日から悔い改め、生まれ変わって生きます」
と反省しても、なかなか世間はわかってくれません。
性格を変えるのは、今からでもできます。
でも、その「変えた性格」を
世の中に浸透させるのは、時間がかかります。
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2007-02-03
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人間の感情は、喜怒哀楽から成っている。
喜びも悲しみも、決して、
単独で存在しているのではない。
感情が豊かになるということは、
いつも楽しく生きるということではない。
怒りも悲しみも
しっかり感じられるようになることを意味する。
だから、悲しみを拒否して、喜びだけを感じたい、
なんて無理な願いは捨てたほうがいい。
悲しめる力、悲しめる能力というものは、
その人の喜べる能力と比例しているのだ。
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2007-02-02
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決断の瞬間を「真実の瞬間」あるいは
「通過儀式」と呼ぶことにする。
この瞬間を経験すると、人は自己革命を起こし、
これまでとは違った方向に前進するものである。
しばらくの間はつらいだろう。
人生のどん底を味わうかもしれない。
だが、「もう、こんな人生はいやだ!」と
思った時に体のなかからわきあがってくるパワーを
決して過小評価してはならない。
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2007-02-01
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言葉が穏やかなのは、心が穏やかだからです。
心がすさんでいる人は、言葉もすさんでいます。
言葉は心から、心は言葉からでるものなんです。
どんなに心が波立っていても、
言葉を穏やかにしてみると、
心も穏やかになっていくんです。
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