ことば探し
★私は、他の人の自由を認め、コントロールしません★

■「今日のことば」カレンダー 2007年10月■

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2001年 : 11 12 
2007-10-31 あなたの意見に9割の人が反対したら…

ヒット商品は、企画段階では、
全員が発売に反対したものが多いという。
市場調査や業界動向を見ても、そのデータはすべて
「ノー」だったりしたもので、
「データでは確かに見込みはないが、どうも気になる。
 私が責任を持つから、やってみたい」
と、責任者が賭けをしたものに、
大成功の例が多いという結果がでている。(略)

厳しい反対意見がでるような企画には、何か
特別な魔力が隠されていると考えるべきである。
否定という形は、マイナスではあっても、
他人の心の琴線に強くふれるものであるから生ずるのである。

もし、あなたの出した企画が9割の人間に反対されたら、
むしろ可能性があると思って自信をもつべきである。

「6割賛成、4割反対」などの、ダラッとした
平均値がいちばんいけない。
平均からは、真のピックプロジェクトは生まれないのである。
2007-10-30 あなたが普通の人々に自分は
5万ドルの家を買おうと告げたとしよう。
すると、おそらく彼は、そんなことはできるものかと、
あなたをあざ笑うことだろう。

しかし、すでに5万ドルの家に住んでいる人に、
あなたの計画を告げてごらんなさい。
彼は決して驚かないだろう。
彼は、それは不可能ではないことを知っている。
なぜならば、自分はすでにそれをやりとげたのだから。

そうであるから、
次のことをよく覚えておくことだ。
それは不可能だとあなたに言う人々は、
ほとんどいつも成功しない人々である。(略)

あなたにできないということを、
あなたに信じさせようと
する人々に用心することだ。
2007-10-29 いまのあなたを創っている性格や気質は、
これまでの人生で、くり返し重ねて創られた「心の習慣」です。
快活さ、落ち込みやすさ、怒りっぽさ、穏やかさ、貪欲さ、
寛大さなど、その人の心の特徴を表すものはさまざまです。
こうした心の状態は、何度もくり返すうちに、
自分の性格の一部になっているものです。

日々の生活の中で、繰り返す考え…
心の動きが習慣がづいて「心の癖」になり、
その癖とともに、人は自分の生き方を創っています。(略)

自分にとって好ましくない心の習慣は、
好ましくない状況を招いているはずです。
それを変えていくことは、
好ましくない状況から、自分を解放することになります。
2007-10-28 人とかかわることは、決して上手にしゃべったり、
その場を盛り上げることではありません。
あなたがテレビタレントになるつもりなら、
そうした能力は必要でしょう。
でも日常生活では、その場をおもしろおかしくさせることが
できないからといって、おちこむことはありません。(略)

話しがうまくなくてもいいじゃないですか。
会話とは本来「心のふれあい」のはず。
会話を「だじゃれやお遊び」にすることを
羨ましがることなんて、ないのではありませんか?
もう一度、会話の本質について思い巡らしてみてください。
2007-10-27 「これは、と思う人」と
“心のパートナーシップ”をつくる。
「自分はこの人とつき合っていると何か元気になる」
とか、「仕事がうまくいく」という相手がいたら、
大切にすること。

極端なことをいえば、そんな人のことを自分で勝手に
「パートナー」に任命すればいいのである。
たとえ、相手があなたのことをパートナーと
思っていなくても、
「自分にとっての心のパートナー」のような感じで、
できるだけその人とお近づきになっていくように
仕向けていくのだ。(略)

そういう人に出会ったとき
「ああ、この人は自分にとって必要な人だ」
と気づいて、認知できるかで大きな差がつくのだ。

(注/今日のことばは、この本の著者のことばではなく、
   この本の訳者の齋藤孝さんのことばです)
2007-10-26 「人から学ぶ」と言うと、
何だか自分に欠点があるように聞こえるかもしれない。
「他人の言うままになる」とも受け取れる。

だが「人から学ぶ」というのは、
自分にとって大切なことを理解し、
それを生活に活かすことでもある。
決して、自分の意見もなしに、
他人の言うとおりになることではない。(略)
周りにある物事や他人の考えを、
自分の中に取り込めるようになるのだ。
2007-10-25 たいていの人は、
自分が短期間で到達できることを過大評価し、
長期間で達成できることを過小評価する。

多くの人が抱く夢は短すぎる。
たいてい何ヶ月とか、せいぜい2年間くらいだ。
しかもほとんどの人は、夢を実現しようとする途中で、
その道からそれてしまい、目標を見失ってしまう。
こうなると、元の正しい道に戻ろうとしても、
時間が足りなくなってしまう。
だから、長期的な大目標を設定することが肝心なのだ。
もし短期的な目標を設定するなら、
確実に達成できる目標にすること。

もし本来のコースからそれたら、元のコースにもどること!
もし何か問題が生じたら、正面から立ち向かって解決すること!
もし自分が決めた時間だけでは足りなくなったら、
時間を延長すること。
ともかく、目標を捨ててはいけない。
2007-10-24 人は、自分の過去とまったく関係なく
生きていくことはできないだろう。
それはいい過去にしろ、あるいは自分にとって
思い出したくないような嫌な過去であれ。

しかしながら、どのような過去であれ、
それに縛られすぎると、現在が虚しくなってしまう。
どのような過去であれ、もはや変えようのないものだから、
いたずらにそれに縛られるよりも、
まずは現在を大切にすることだ。

それが自分のかけがえのない過去を大切にし、
生かすことにつながるはずであろう。
2007-10-23 人の言うことに耳を傾ける必要があることはみんな知っている。
でも認識しているからといって、それを実行するとは限らない。
人間は人から言われることの70%は聞いていないという
研究結果もある。
いろいろな聞き方があることも問題をむずかしくしている。
話す方は、いつも同じ聞き方を求めているわけではない。(略)

ただ話を楽しみたいのか、
支持してほしいのか、
考えをまとめるのを手伝ってほしいのか、
それとも、ただ的確な質問をしてほしいのか。
ときには決断するのを助けてほしい、
あるいは問題解決を求めているときもあるだろう。

相手が望む聞き方で聞くことができれば、
実りのない対立を避けることができる。
望む聞き方をしないと、相手がいちばん伝えたい
メッセージを聞き逃し、苛立たせたり、
誤解を生んだり怒らせたりしかねない。
2007-10-22
ヒットを打とうと思えば、
打ちそこないも覚悟しなければならない。

これが人生ゲームの進め方である。
2007-10-21 私たちはときどき、
本当につまらないことに腹を立てるものです。
全然重要でないことに怒りを爆発させた経験が
あなたにもあるかもしれません。(略)

きわめてささいな出来事が、それまで
ため込んでいたものすべてに火をつけることは
少なくありません。
圧力を抑え切れなくなるのです。
2007-10-20 言葉には力があります。
それは、人に語る言葉でも、自分に語る言葉でも同じです。
人に語れば、人を動かし、自分に語れば、自分を動かします。
そして、人生そのものに語りかければ、
人生全体を動かすのです。
あなたの人生が素晴らしくなるように、ぜひ、
あなたの人生そのものに語りかけてください。(略)

これを使って生きる人生と、
使わずに生きる人生では、まちがいなく雲泥の差が出ます。
それほどの効果があります。
次のように言ってみてください。

「過去」に起きたことには「これで良かった!」
「現在」の状況には「ありがたい!」
「未来」に対しては「だから良くなる!」

ことあるごとに、まずこの言葉を言ってください。
2007-10-19 一般に、激した感情が少し落ち着くのに
6秒間かかるといわれています。したがって、
相手が自分の怒りを意識的に抑えようという気があれば、
6秒の沈黙を経ることで感情はおさまるはずです。
もし、それ以上激怒が続くようなら、相手は自分の
発する言葉で自分の感情を刺激し、
怒りを持続させている状態ということです。

そんなときは、途中で
「いや、それは違う」などと口をはさむと、
余計に相手を感情的にさせる可能性があります。
そんなときはしばらく自分の感情を抑えて、
聞き手に徹することが重要です。

言いたいことを言いたいだけ言えば、
たいていの場合、怒りは静まるものです。
それを見計らって、こちらの言い分を述べれば、
事態は比較的うまく収まります。
2007-10-18 「強い人」が強いとは限りません。
「強い人」とは、強くなろうとして、自分1人の
力をどんどん開発していくから、ある程度までは
強くなれますが、おのずと限界があります。
しかし、何でも自分でやってしまおうとするので、
その限界にぶつかり挫折してしまいやすいのです。

「自分は弱い」と思っている人は、
自分1人の限界を自覚し、他人の協力を得ようとしたり、
周りの人の力を活用しようという発想になるので、
多くの力を結集させて、結果的に人間1人では
到底できなかったような大きなことが成し遂げられるのです。
そして、「弱い人」ほど、個人の潜在能力をはるかに超えた、
大いなる本当の力に目覚めやすいのです。
2007-10-17 たとえば、「どうせ」と話し始めれば、
「自分はダメだ」とか、
「うまくいかないに決まっている」とか
「ろくなものじゃない」…というように
否定的な言葉が自然に続いて出てきてしまいます。

「…すれば、よかったのに」とか
「…だったら、よかったのに」という言葉も、
気持ちを後ろ向きにさせてしまいます。

反対に、
「…したから、よかった」
「…でよかった」という言葉は、
それ自体が幸運を招く「キーワード」になっています。
同じ話すなら、できるだけ、こうした
「幸運のキーワード」を使って話すようにすると、
気持ちが明るくほぐれていきます。
2007-10-16 心に描いた夢を実現させようと思ったら、
「夢を実現させるためなら
 なんでも必要なことをやるのだ」
という気持ちにならなければならない。

さらに、あなた自身にも、
「自分の思っているものに必ずなれる」
と言い聞かせなければならない。

よい結果がでるかでないかは、
すべて考え方ひとつにかかっている。
すべての問題を解決する鍵は、
あなたの手の中にある、
ということを忘れてはいけない。
2007-10-15 「時間の無駄」という言葉は
あなたの辞書から消してしまおう。
それは、自分がしなければならないことを
逃げる言い訳でしかない。

そうではなくて、まず努力が第一と考えよう。
そしてことが終わったら、
自分にやさしく話しかけるのだ。
「やってみてよかった。次はあそこを目指すぞ。
 ぼくは完璧ではないかもしれない。
 しかしよく努力した」(略)

そしてそのとき思い出すとしよう。
あるゴールにいたるプロセスは、ゴールそのものよりも
あらゆる意味で大切であることを。
2007-10-14 毎日というものをただ年をとっただけで
過ごしたのではあまりにも悲しいと思います。

年をとるとともに、何か身についてきている。
そして、それがいわゆる垢であってほしくない。

人生の経験というものを
栄養にしたいと思います。
2007-10-13 自己主張以上に、日本人が苦手なのが、
立場の異なる人の話に十分、耳を傾けることです。
誰でも、その人なりの考えを持っています。
相手の考えを十分に尊重しなければ、こちらの考えにも
耳を傾けてもらえるはずもないのです。

自分の考えを真摯に語れる人は、
相手の主張にも、静かに深く、
耳を傾けることができるようになっていきます。
そのどちからから入ろうと目指すところは同じです。
自分を大切にしてほしいなら、
まず、相手を大切にすることです。
2007-10-12 「いつか何々したい」という言葉の背後には、
「いまは何もしない」という「保留」が隠されている。

いま何もしないのに、
将来に変化が起きていくだろうか?
将来を変えたいなら「いま」を変える。
あるいは「今日」を変える。
これは鉄則である。(略)

未来を変えたいのなら、
その根っこである現在を変える以外に道はない。
5年後や10年後の自分を変えたいなら、
今日の自分を変えていくのだ。
2007-10-11 ある少年院の院長先生が、
「この少年院に来る少年で、小さい頃から
 仏様に手を合わせて育った子は1人もいません」
と言われたことが印象に残っています。

見えない存在を信じるという思いが、
「どこかで尊い存在が見ているから、悪いことはできない」
という生きる姿勢につながっていくのです。

昔の人はよく、
「お天道さまが見ているから、悪いことをしてはいかん」
と子どもを叱ったものです。
そんな素朴ではありますが素直な信仰心が、
心を清らかにしていくのです。
2007-10-10 わかり合えない人とは、わかり合えないままでいい。
そう思えるようになると、人間関係から
無理や無駄が省かれていき、その分、
わずらわしさがなくなっていきます。

本当に理解し合える人は、ごくわずかでいいのです。
そのわずかな人が十分、あなたの人生を支える存在に
なってくれるはずです。
2007-10-09 私たちはついこう言ってしまう。
「もっと体力があれば、毎朝ジョギングするんだがなぁ」
それじゃだめ!まず、走り出さないと。
「やる気が出れば宿題をすませるんだけど」
それもまちがい。
「元気があれば、事業を始めたい」
それじゃできるわけない!

エネルギーや熱意は、実際に始めたあとで湧きあがる。
足を踏み入れないと、エネルギーは出てこない。
要はとにかく始めてみることだ。

ものごとを始めるにあたって、もうひとつだけ言っておこう。
準備がすべて整うことはぜったいにない。(略)

要するに…
考えているだけではやる気は起こらない。
行動することで気持ちが高ぶり、
隠れていたチャンスが顔を出す。
思い切って飛び出そう。
2007-10-08 毎日使っている道具や家電が故障したり、
使えなくなった状態を「ブレークダウン」と言います。
私たちはそのとき初めて、その道具そのものに目を向けます。
普段は、その道具によってもたらされる結果にしか目が
行ってないものです。

人は時々失敗したり、間違いを犯します。
それをブレークダウンと言います。
日頃は自分が何を考えたり、思ったりしているかに
注意が向かないものです。
道具や家電と同じです。
でも、失敗したり、間違っていることに気がつくと、
ブレークダウンが起こって、自分に目が向くようになります。

そうしてみると、失恋したり、風邪をひいたり、
仕事で失敗したり、失言があったり、
それらがブレークダウンだとすれば、
無駄なことは何もないのだと思います。
もし、ブレークダウンがなかったら、自分に注意を
向けることもきっとないのだと思います。
2007-10-07 不幸せな人は、よくわからない事情に出くわすと、
決まって否定的な見方をします。
たとえば、人から親切にされても、
理由がはっきりしないと何か下心があるに
違いないと考えるのです。

一方、幸せな人は同じ状況でも、
「本当に親切な人だ」と
よいほうに解釈するようです。(略)

幸せな人と不幸な人は、世の中について
180度違う見方をします。
不幸せな人たちは、解釈の余地があるところでは、
10回に8回は否定的な見方をするのに対して、
幸せな人たちは、10回に8回は肯定的な見方をします。
2007-10-06 世の中というのは、
目先の損得勘定でははかりきれないものだ。
はじめはなんの得にもならないと思っていたことが、
後になって思いがけず役に立ったり、その逆もあるからだ。
とくに人と人との関係においては、
そんなことは珍しくない。

損得勘定におぼれる人は、自分の計算ではプラスの人生を
歩んでいるような思いでいるかもしれないが、
もっと広い視野で眺めてみると、
大事なところで取り返しのつかない損を
していることもよくあるようだ。
2007-10-05 悲しいかな人は、
理想とする人物や目標とする人物と自分を比較しがちです。
そのような立派な人と比較すれば、結局は、
自分の足りない点だけを数多く発見することになります。
努力して埋められる差であれば意欲も湧くでしょうが、
その差があまりにも大きければ落胆し絶望するだけです。

自分は自分です。
あなたはあなたなのです。

他人の歩幅を気にすることなく、あなたなりの歩幅で
歩くことを心がければよいのです。(略)
上ばかり見ていると、思わぬケガをしかねません。
真っ直ぐに自分の道を歩むことができればそれで充分です。
2007-10-04 唐突だが、ここで自動車を購入した自分の姿を
想像していただきたい。あなたが長年あこがれてきた、
ピカピカのヨーロッパ車だ。おそらく、あなたは
週末がやってくるたびに洗車し、ワックスで丹念に磨き、
ほれぼれとしながらその車を眺めるだろう。

それでは、これが長年乗り続けてきた廃車寸前の
軽自動車ならどうだろうか。(略)
「どうせ安い中古車なんだから」とろくに
メンテナンスもせず、したとしてもせいぜい
ガソリンスタンドの自動洗車機にかける程度だろう。
このような話しを持ちだしたのには理由がある。

現在のあなたは、自分を中古の軽自動車のように
扱っていないだろうか?
「どうせポンコツだから」
「がんばったところでいまさら遅い」
そうやって、自分を廃車寸前にまで追い込んで
いないだろうか?

あなたは決してポンコツの中古車などではない。(略)
もしもポンコツに見えるとすれば、それは日ごろの 
メンテナンスを怠っているだけである。
2007-10-03 自分自身以上に自分の行動をサポートし、意のままに
動いてくれる人間は存在しないはずです。
あなたの最大の味方は、
親でもパートナーでも親友でもありません。
あなたの最強で最大の味方は、あなた自身なのです。

辛いとき、悲しいとき、そして嬉しいとき、
よいときも悪いときも常に一緒にいてくれるのは自分自身です。
理不尽な命令にも忠実に従い、体に傷つくことも恐れず、
あなたのために敢然と戦ってくれるボディガードでもあります。
この世に誕生してから命の灯火が消えるまで、
片時もそばを離れることはないのです。

じつにありがたいではありませんか。
えらいではありませんか。
そんな自分をホメてあげなくてどうしますか。
人には決して言えない秘密や隠しごとや、
異性の好みから仕事上の悩み、そして、将来の夢や
青臭い理想まで、すべて知り尽くしているのがあなた自身です。

胸に手を当ててみてください。
心臓の鼓動を感じるはずです。
生まれてから今ままで、休むことなく動き
続けるあなたの体こそ奇跡。
これだけでもじゅうぶんホメるに値する存在です。
2007-10-02 人生は、刺しゅうを裏から眺めているようなものだと思う。
糸が交差し、もつれ合い、結び玉があり、混沌としている。
しかし、表に一幅の絵が織りなされるために、
その絵の色彩がよく、精巧なものであるためには、
それだけ、裏側は複雑でなければならないのだ。

美しい人生というのも、そんなものではないだろうか。
送っている間は、少しも美しいとは思えず、
むしろ、まどい、疑い、苦しむことが多いものでしかない。

しかし、実は、それらがあってはじめて、
その人しか織りなせない人生という
ユニークで美しい織ものは織られるのである。
2007-10-01 力を抜くのは、力をつけるよりむずかしい。

力をつけるのは、
たとえばボディビルクラブに毎日通えば、
確実に筋肉が増えるように、“足し算”でいける。

だが、その力を発揮するときは、
足し算だけでなく引き算や割り算まで必要になる。
そういう知恵は年とともについてくる。
その知恵に着目して、
力を抜くことを覚えた方がいい。

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じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
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