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出典名: | 「わかる」とはどういうことか |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 病気・体 | ||
副題: | 認識の脳科学 | ||
著者: | 山鳥 重 | ||
訳者: | |||
出版社: | 筑摩書房 (2002/04) | ||
本の内容: | 脳の高次機能障害の臨床医である著者が、自身の経験(心像・知識 ・記憶)から、どんな時に「あ、わかった」「わけがわからない」 「腑に落ちた!」などと感じるのか、そのとき、脳ではなにが 起こっているのかなど、人の認識の仕組みを説き明かしてくれる 本で、やや専門的。 著者は、こう言っています。 「自分でわかっているのか、わかっていないのかがわからない 時には、言葉にしてみたり、図にしてみたりすればよいの です。そうすれば、わかったつもりでいたことが、実は何も わかっていなかったことがよくわかります。 わかっていないところがはっきりすれば、それはとりもなお さず、わかるための第一歩になります」 ということで、本当にわかったことは、図にできたり、絵に描く ことができたり、例をだしたり、表現を変えたりと行為にできる (運動化)ということです。 例えば、こんなことが書かれています。 1.「わかる」ための素材 2.「わかる」ための手がかり 3.「わかる」ための土台 4.「わかる」にもいろいろある 5.どんな時に「わかった」と思うのか 6.「わかる」ためには何が必要か 7.より大きく深く「わかる」ために 具体例が多いのですが、あれこれと入りすぎて、かえってわかり づらく、もう少し図にまとめてほしかったなというのが印象。 (図はほとんどありません) とはいえ、「わかる」ということがどういうことか、わかるために どうすればいいか、わかるためには、わからないところを知ること が必要だとよくわかりました。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
きちんとわかったのか、わかったと思っただけなのかは、 一度その内容を自分の言葉で説明(表現)してみ | この本では、さらにこう言っています。 「本当にわかったことは、応用 | 2010-03-17 |