■今日の「おすすめ本」■
2009年6月12日
- タイトル
- 雨がふってもよろこぼう!
- 著者
- 嶋津 良智
- 出版社
- フォレスト出版 (2007/12/7)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
起業し、現在は次世代のリーダーを育てるための会社を運営して
いる著者が、「心を変えて」人生を良い方向に向けようと、その
具体的方法25を教えてくれる本。
著者は、「「心」を変えれば、人生は変わる!」と言っています。
「「心を変える」というのはどういうことかというと、
「出来事や物事の受け取り方を変える」
「考え方を変える」という意味です。
たとえば、営業マンを想像してみましょう。
雨の日は、多くの営業マンが、
「雨がふって面倒だなぁ、イヤだなぁ」
と考えて、外回りしない人が多いでしょう。
しかし、できる営業マンは、
「よし、多くの営業マンが外回りをしないので、競合が少なくて
チャンスだ。しかも、雨の中、お客様のところに行けば、好感
も持たれやすい」
と考えて、成果を次々に出していくものです。
このように、同じ出来事(この場合は雨がふったこと)でも、
「受け取り方」「考え方」の違いで、結果は大きく変ってくる
のが人生なのです。
そう「心」や「感情」をコントロールできれば、人生は、コント
ロールできるのです」
また、「心」を変えれば、過去も変わる、とも。
例えば、こんなことが書かれています。
1.人生をうまくいかせるための「3つのルール」
●命と時間を大切にする
●人生は思い通りにいかない
●苦悩と喜びはパッケージ
2.「あなたの感情」は、あなた自身が決めている!
●同じ出来事でも、どう考えたかで結果は変わる
●人生の成果は考え方、心構えによって変わる
3.感情コントロールは人生コントロール
●晴れたら喜ぼう。雨がふっても喜ぼう。何があっても
喜ぼう。
●一流と二流の違い
4.「イライラを感じなくなる習慣」18
5.自分を気持ちよくする習慣7
6.それでも「イライラ」してしまうときの特効薬11
人間関係をよくしたい、夢や目標を思い通りに達成させたい、最近
イライラや怒りを感じることが多い方、チャンスを引き寄せたい、
ストレスに振り回されたくない方、今の人生から抜け出したい…
そんな方々に、読んでほしいということです。
読みやすく、「事例」もわかりやすい本だと思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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あなたは富士山の山頂に立ったことがありますか? 同じ山頂に立つのでも、 ヘリコプターを使って10分くらいで行く方法もあれば、 一合目から頂上まで歩いて行く | プロセスを見ずして、結果重視の風潮があるが、 結果ばかりを見ていては、学ぶことはできないし、 よりよく改善したり、次回に活かせる体得はできない。 プロセス | 2008-11-28 |
他人の言う通りにして失敗しても自分の責任。 責任を他人に求めるのは簡単です。 そうしたくなる気持ちもわかります。 ですが他人に責任を求めても、問題は解 | この本では、こうも言っています。 「問題が発生すると、いつも他人のせいにする人が、 あなたのまわりにもいるでしょう。 その人のことを思い出してくだ | 2008-11-17 |