■今日の「おすすめ本」■
2009年8月27日
- タイトル
- YESの言葉から始めよう!
- 著者
- ピーター ブロック
- 出版社
- ダイヤモンド社 (2002/09)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
会社を経営している著者が、自分にとって大切なこと、意味のある
ことを追求して生きていくために何が必要か、そしてまた、
自分が最も大切だと思うことに従って行動するには何が必要か、
ということについて書いてあります。
著者はこう言っています。
「私たちはこれまで、実行しやすいことや流行ものに安易に
従い過ぎてきました。その過程で、自分の心の中にある大切な
ことを追求するのをあきらめてきました。
それに伴う冒険や不安を引き受けるのではなく、方法がわかって
いるものやすぐに学べるもので間に合わせてきたのです。
みなさんは自分たちにとって最も大切なことは、測定可能で、
具体的で「実利的なこと」だとおっしゃるかもしれません。
しかし、あまりにも早々と実利的なことだけに目をむけると、
自分の心の中のより深い目的に目が行かず、自分の望むとおり
の人生を生きているという充実感が、得にくくなってしまうの
です。
つまりやり方がわかっている安全な道を行くのではなく、自分に
とってもっとも大切なことを追求する人生を送ろうではありま
せんかと言いたいのです」
多くの人が、何かをするときに、
◎どうやってするのか
◎時間はどのくらいかかるか
◎費用はいくらかかるか
◎どうすればあの連中を変えられるか
◎どうやってそくていするのか
◎これを実行してうまくいった例はあるのか
などを先に問うてしまって、
「これはやるべき価値があることか、自分にとって大切なこと
なのか」
などの根本的な問いをしないまま、安易にやってしまうことが
多いということです。そして、結局は、本当に大切なことが、
おざなりにされたままになりがちだと。
しっかりとした深い視点で書かれた本だと思います。
少し専門的な視点なので、読みにくいかもしれませんが、
書いてある内容は、深いと思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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初めに「どうやってするのか」 という問いに飛びついて、 「これはやる価値のあることか」 という問いを飛ばしてしまうことがあります。(略) 「ハウ(ど | 方法論ややり方、「どうやってするのか」 ばかりに目がいって、やることそのものの意味を問わず、 或いは、そんなことは何も考えず、安易にそのやり方に 従ってや | 2008-06-26 |