■今日の「おすすめ本」■
2022年5月12日
- タイトル
- 「孤独」のちから
- 著者
- 諸富 祥彦
- 出版社
- 海竜社 (2006/01)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
自分らしく生きること、「マイペース」の見つけ方、などを
教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「人間関係のしがらみにがんじがらめになって疲れ切っている
ひとたちの多くは、「ひとりでいることはみじめだ」という
思い込みに支配されています。
心の中では「もう人に気をつかうのはいやだ!」「人に合わ
せるのはもううんざり!」「ひとりになりたい!」と叫んで
いるのに、真実の声を押し込めてしまっているは、
「ひとりはみじめ」という思い込みのためです。
しかし、そういう人にこそ、私はこうお伝えしたいのです。
「無理にほかの人といっしょにいる必要はありません。
思い切って、ひとりでいることを選びましょう。
それがあなたが自分を見失わずに、自分らしく生きていく
ためのコツなのです」と」
例えば、こんなことが書かれています。
◎「ひとり」を否定的に見ていませんか?
◎「仲間はずれ」はみじめ?
◎孤独を知った人とほど、他者と触れ合える
◎自分だけの「マイ・スペース」を持とう
◎ひとりになってはじめて、自分のすべてが認められる
◎「マイ・スペース」の見つけ方実践編、
◎それでも「ひとり」が怖いあなたへ「ケース別対処法」
特に、こう思っている人には読んでほしいということです。
□人と群れてばかりで、ひとりでゆっくり考え事をしていない
□つき合っている人は「知人」ばかりで、「本当の友だち」は
一握りだ
□周囲に合わせてばかりの生活でなんだか心が満たされない
□くだらないつき合いより、もっと有意義なことに時間を
使いたい
あれこれ悩んでいるより、読んでみることおすすめします。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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気の合わない友だちと少し距離を置いてつき合ったって、 大変なことにはなりません。 仲間はずれになったって、ちゃんと生きていけます。 もちろん、ときにはつら | この本では、自分の縛りに気づき、少しゆとりを持って、 こんなふうに考えることが大切だと言っています。 「サークルの仲間と仲良くやれるに越したことはない。 | 2011-03-11 |
人間関係でくたびれている人の多くは、 自分の人生の全体を見直す暇がありません。 学校や会社などで、目の前の人とのつながりを、 その場その場で、維持すること | 今の時代は毎日、なぜか忙しい、時間がない、仕事が大変、 やることがいっぱい、人のつきあいも何かと大変で、 その場その場をしのぐことで精いっぱい、という感じが | 2011-02-10 |