■今日の「おすすめ本」■
2010年4月20日
- タイトル
- 運に選ばれる人 選ばれない人
- 著者
- 桜井 章一
- 出版社
- 講談社 (2007/2/21)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
20年間無敗の超絶的な強さを持った麻雀の天才。
その天才が麻雀という勝負人生から学び考えた運とツキの話。
著者こう言っています。
「この本を書いた私自身は運やツキを求めることを意識してやって
きたわけではありません。運が先に、目標物のようにそれを求め
るのではなく、やるべきことを日々ちゃんとやっていれば、その
結果として運に恵まれると思っているからです。
そう運は求めてやってくるものではなく、“運が人を選ぶ”ので
す。(略)
何をすべきかもわからず、ただやみくもに運やツキに恵まれた
人生とやらをイメージしても、それは手にすることの出来ない
甘美な幻想に終わってしまいます。」
ということで、日々をどう生きているかで、運に選ばれるかどうか
が、決まると言っています。
例えば、こんなことが書かれています。
○「運命」は変えられるか?
○「運」は見えない、ゆえに感じなければならない
○流れを断ち切ると「運」が去っていく
○平常心を失うと「運」がもっていかれる
○80%という余裕がないと、ごまかしがでる
○「努力したこと」にこだわると上にいかない
○一体感を持つと「勝ち」を呼ぶ
○大ばかりでなく、小を大事にすることで「運」がくる
○弱い人は、修正力がない
○真の「揺れない心」はつくれるか
麻雀で、自分の運の生かし方、運のつかみ方、相手の運の量、
などを見極めそれを操ってきた方の話だけに、かなり説得力と、
迫力があります。今までの運の考え方を変えたいとき、もっと
強力にしたいときにおすすめの本です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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「イヤな人間や会社だけど、お金や仕事をくれるからいいや」 というのが、今の人の感覚です。 でも、そこからもらう運は持続しません。 たいがいその場その場 | 桜井さんは、麻雀の天才と言われ、 小説や劇画の主人公になった方で、当然ながら、 「運」をとても大切にしたそうです。 そして、「運」を逃さない、「運」を呼び | 2017-11-22 |
たとえばイカダに乗って川下りをすれば、 川がひとつの流れで出来ていないことがすぐにわかります。 流れが急に速くなっているところ、淀んでいるところ、 多くの | また、この本では、こうも言っています。 「ふだんから細かなことに気づく感性があれば、いざ、 麻雀を打つ際にも勝負の細かいアヤが見えるのです。 麻雀 | 2009-01-27 |
すべてを「始まり」にすると、「運」が始まる。 何か思い入れのあるものに「終わり」が来ると、 誰しも寂しいと感じます。 それは、仕事のプロジェクトの終わ | この本は、麻雀の世界で「雀鬼」と呼ばれ、 20年間無敗を続けた著者が書いた本なのですが、 「終わり」=「始まり」 と、考える方が「運が呼び込める」と言って | 2007-11-14 |