■今日の「おすすめ本」■
2011年1月13日
- タイトル
- 「自分の考え」整理法
- 著者
- 鷲田 小彌太
- 出版社
- PHP研究所 (1996/08)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
訴えている哲学者の著者が、このスピードの時代に、それに
即応した思考のスピードをどう身につけるか、しかも実用に適した
思考法を教えてくれます。
著者は、思考法についてこう言っています。
「思考で大切なのは、深く考えたり、1番厳密な、絶対間違わない
絶対正しいという解答を出すことではありません。
まず間違わない解答を出す。ないしは、間違っても、大きな
方向を誤らないことです」
そのためには、「3分割、3角形」で考えるといいそうです。
例えば、
●「正-反-合」
正-もっとも単純な命題をたてる
反-それに対して、対立する命題をたてる
合-最後にその2つの対立する命題をより高いところで総合
する命題をたてる
●「3人で話をしている」と考える
3人で話すと、かならず対立点が出てくるが、それを納得
させることを考える。これをすることによって、他の人を
説得するための訓練となる
●「古代・中世・近代」(過去、現代、未来)と分けて考える。
時間系列を追って考える。過去はこうだ、しかし、今はこうで
未来はこうなる、というような。
●「一等、二等、三等」クラス(階級)で分けて考える
二等クラスの考え方(この層が1番厚いので)を説得できる
ことも考える
少しわかりづらいので、興味ある方は一読ください。
じっくりと読んでみてください。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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「難問」というのは、 いつも解決した「前例」に学ぶしかないんです。 でも、「難問」に立ち向かう場合、本当にそれを 解決しようと思えなければ、駄目なんですね | 安易に誰かに難問や問題解決の教えをこう前に、 難問だから、とあきらめてしまう前に、 まずは、自分で考える。 自分の頭で考える。 自分の手持ち駒、手持ちの | 2008-12-04 |
立派な家を建てるためには、むろん、 立派なプランが必要です。 しかし、そのプランを実行するためには、 すごい時間と労力が要るんです。 だから、その間 | これは、結果も大事だが、 プロセスや現実と目標までの間の過ごし方も、 大切であるということだと思う。 一足飛びに目標に達成できるわけではないし、 一気に | 2008-03-10 |
難問の前に立つと、身がすくみますね。 しかし、同時に、なにくそ、 というファイトが湧くのも事実です。 ものを考えるというのは、 考えざるをえないよう | 確かに、何か起こらなければ、 真剣に考えることはないように思う。 人は、自分にとって何か重大なことが 起こってはじめて、本気で考え始めるのだと思う。 | 2008-02-17 |