■今日の「おすすめ本」■
2011年6月30日
- タイトル
- 人生を楽に生きるための本
- 著者
- 石原 加受子
- 出版社
- たま出版
- おすすめ度




※おすすめ度について
医療ジャーナリストで、健康生きがいづくりアドバイザーの著者が「自己を知り、自己を信じる。自己に聞き、自己を頼る。」ことの
大切さ、考え方、生き方などを教えてくれます。
著者は、こう教えてくれます。
「不安に駆られたり、焦ったりしなくても、流れに身を任せて、そ
の時々に、あなたが「楽になる生き方」を選択していけば、自然
にあなたの道は開かれてきます。
焦らなくても、将来のことを心配しなくても、あなたが自然の流
れに身を任せて、日々、誠実にこなしていれば、あなたの裡にあ
って、絶えずあなたを援助し、協力しようとしている超意識が、
あなたを導いてくれます。
あなたは、あなたの「直感」を信じてください。あなたの心の声
に耳を傾けて、あなたの「心や身体が楽になる方」を選択してく
ださい。あなたの心のうちから発せられる直感は正しいのです。
あなたが楽になる方を選択するのは、正しいのです。」
また、こんなことも言っています。
「あなたを苦しめているトラブルには、恐らく共通するパターンが
あります。もし、その悩みに共通するものがあると気づいたなら
ば、その問題は恐らく繰り返されるたびに、徐々にエスカレート
しているのではないでしょうか。
あなたの人生で繰り返し起こっている問題は、あなたがその間違
ったパターンを変えない限り、何度でもあなたに起こってくるで
しょう。」
人生は、自分の選択で成り立っていることを理解し、その選択した
ことに責任を持つこと、選択した結果は自分で負うこと、また、逆
に、相手の選択したことに口出ししたり、手を貸そうとしないこと
相手の選択の結果は相手のものであること、そういうことが、生き
るために必要であると教えてくれます。
かなり厳しいことも書かれていますが、納得することも多いです。
いつも人間関係で同じパターンにはまってしまう方、自分を何とか
立て直したいかた、前向きに生きたい方におすすめの本です。
| この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
|---|---|---|
| 多くの人がおかしやすい間違いは、 1つの知識を身につけると、それがいくら真理に かなったことであっても、それに対して 「~してはいけない。~しなければなら | 例えば、こんなふうに自分を責めがちだと この本では言っています。 「マイナス思考は、マイナスの現実をつくる。 だからマイナス思考してはいけないんだ。 | 2007-08-02 |
| 例えば、「絶対に正直でなければならない」と 強く思っている人は、自分がウソをついたとき、 「ウソをつくことは罪だ」と思う分だけ、自責の念にかられます。 同 | 毎日の生活の中で、 こうでなければ「我慢出来ない」ということがあるとして… では、相手もそれが「我慢出来ない」かというと、 そんなことはまずない。 | 2007-04-20 |
| 常に意識していたいのは、 子供はあなたの 「言うことではなく、すること」 をまねるということです。 親子関係だけでなく、 あなたの人生における | 子供は親の「言うこと」でなく、 「すること」を見ている。 そして、それをまねをする。 しかし、このことは、 子供だけに言えることではなくて、 周り | 2007-01-05 |
| 現代人はとくに、多くのことで 「相手の選択」を無視して口だしをしたり、 相手が責任をとるべきことに手を貸そうとしたり、 自分の言いなりにならない相手に勝手 | 現代人は 「見守り続けられなくなった」「待てなくなった」 と、多くの本に書かれるようになった。 それは、つまり、 「待つ」こと「信じること」の不安に | 2006-12-26 |
