ことば探し
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■今日の「おすすめ本」■

2012年6月26日

 
タイトル
「感情シグナル」がわかる心理学
著者
ジョン・ゴットマン
出版社
ダイヤモンド社 (2004/2/20)
おすすめ度
★★★★★ ※おすすめ度について
心理学者の著者が、日々、人間が出している感情シグナルについて
教えてくれるちょっと専門的な本です。

著者は、こう言っています。
「日々の生活のありふれた場面で、あなたが誰かと気持ちのふれ
 あいをもとうとして、シグナルを出す。相手がそれに応える、
 あるいは気づかずに無視する。そんなささやかなやりとりが、
 人間関係の土台をなしています。
 そうした日常的なシグナルは、さほどドラマチックなものでは
 ありません。見過ごすのはたやすいし、たいがい見過ごされて
 しまいます。にもかかわらず、シグナルはとても大きな力を秘め
 ているのです。そうした感情のシグナルを意識し、関心を向ける
 ことで、親しみの気持ち、お互いを支えたいという気持ちを表現
 し、受け止めることができ、深い絆をつむいでいけるのです」

自分の発している感情シグナル、相手が発しているシグナル…
そんなシグナルに気がつき、大切に扱うことで、人間関係が驚く
ほど改善し、深い人間関係を作り出していくことができるという
ことです。


例えば、こんなことが書かれています。
 1.私たちの感情はシグナルで伝わる
 2.自分の感情シグナルを見直す
 3.やってはいけない6つのこと
 4.感情の指令システムを理解する
 5.感情の自分史をさぐる
 6.感情を上手に伝えるスキルを磨く
 7.相手と分かち合える大切なものを見つける


調査、研究の積み重ねの上で書かれた、かなり科学的で実践的な
本です。最新の研究成果を踏まえたエクサイズも掲載されています。
少し専門的ですが、わかりやすくかかれているので、人間心理、
非言語コミュニケーションなどに興味のある方には、おすすめの
本です。
この本からのことば 感想 掲載日
人生には、満足したり、幸せな気分になったり、 心を安らかになることもたくさんありますが、 イライラしたり、腹が立ったり、落ち込んだり、 怖くなることも 人間の感情を調査、研究しているゴットマン博士は、 自分の感情を見つめてみることが大切だと言っています。 自分のためにも、周りのためにも。 とはいえ… 2016-08-05
ふだんは意識していませんが、 私たちの生活を支える基盤は案外もろいものです。 たった一瞬で、なにもかも壊れてしまうかもしれない。 そう気づくと… 家族や 人はどうしても、相手が、 こうしてくれたら、こうしてあげよう… ここを直してくれたら、愛してあげよう… これができたら、許してあげよう… などなど、条件 2007-07-07
対立するのは、どちらかが正しくて、 どちらかが間違っているからではなく、 双方が自分の価値観に従って生きているからです。 いわば、どちらも「理想を追い求め 対立すると、どうしても自分の正しさを主張したくなる。 しかし、相手もそう思っている。 どちらが正しいかで争うようになると、出口が見えなくなる。 しかし 2007-06-21
「相手の関心を引きつけるよりも、  相手に関心を持つことが大事」 私の30年の研究からも、 これ以上のアドバイスはないと、断言できます。 デール・カ 人は、誰でも、 自分に関心を持ってもらいたい、と 自分に関心を持ってもらったら、嬉しいと 思っているのではないだろうか。 そして、そうしてもらいたいと。 2007-06-04

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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