■今日の「おすすめ本」■
2013年6月12日
- タイトル
- 転ばぬ先の智恵 転んだ後の杖
- 著者
- 笠巻 勝利
- 出版社
- 講談社 (2006/03)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
「一転び二起き」「二転び三起き」くらいにしていこうという
ことで、よい転び方や大転びしない智恵を教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「世の中は、知っていて損をすることは無いが、知らないと
損することが数多い。
大転び、中転びを避ける智恵を持つことによって、
○人より安心して人生を送れる
○人よりも自信を持って生きていける
○そして人より前進して人生の勝利者になれる
もし転んでも「転んだ後の杖」すなわち「復元力」を
持っていれば、再び羽ばたくこともできるのである」
例えば、こんなことが書かれています。
1.飯喰って糞たれて死ぬだけの人生でよいのか
人生の主役になるために
2.後で悔いても遅いが、今なら、まだ、間に合う
取り返しのつかない大失敗を避けるために
3.天国も地獄もつくっているのは自分の心
人生を幸福に導く強運のつくり方
4.問題から逃げるな、問題を放っておくな
できない症候群からの脱出法
5.寄り道はよいが、人の道は踏み外すな
人生のチャンスを逃さないために
6.現状を維持するためにも変化に適応せよ
変化の方向を見誤らないために
7.自分に勝つ、相手に勝つ、人生に勝つ
常に勝者となるために
8.哲学のない人生は糸のない凧みたいである
悔いなき人生のために
骨太の本っていう感じで、力をもらえます。面白い逸話、
たとえ話、データなどがいっぱいで、読みごたえのある本です。
じっくりと読んでみるといいと思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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花の種が春を前にしていた。 冬の間、土の中でたっぷりと水を吸い、暖かくなってきたため、 いまにも土へ芽を出そうとしていた。 一粒の種が、 「さあ、待 | 種をまいても、芽が出てくる種と出てこない種がありますが、 もしかしたら、土中で、こんな会話をしているのかも しれませんね(笑) あれこれと心配してしま | 2011-11-16 |
アメリカのある研究機関が調査してみたところ、100人のうち、 ○27人は、まったく目標を立てていない ○60人は、経済面についてのみ、多少は立てていた | この本によると、以下の4つの要素については、 目標を立て、4つのバランスをとることが大事だと言っています。 1.仕事について 2.お金について 3 | 2011-09-08 |
中国のある国境の塞(とりで)に一人の老人が住んでいた。 ある日、飼っていた馬が胡の国の方へ走って行ってしまった。 近所の人たちが、気の毒に思って「災難でした | 知っている方も多いと思いますが、 「人間万事塞翁が馬」のお話です。 この話は、幸せと不幸は紙一重であること、 何が幸になるか、不幸になるかわからない、 | 2011-01-31 |
20万円の給料で貯められない人は、 30万円になっても貯められないのが一般的である。 初めから18万円しか無いものと思って、 貯めるようにすることが肝心で | 確かにそうだと、自分が貯められないタイプだからそう思う。 そういう人は、最初から貯める意欲がうすいそうで、 途中ですぐにあれこれと理屈をつけて、あきらめるそ | 2010-07-28 |
不安や心配ごとを減らすために 「菜根誕譚(さいこんたん)」※では、 「人生は、ちょっぴり減らすことを考えてみよう。 そうすれば、それだけわずらわしさ | ※「菜根誕譚」とは、中国の古典の1つで、 生きる智恵や楽しみなどが書かれている本。 なんでも、あれもほしい、これもほしい、もっともっとと 増やすことば | 2010-06-17 |