■今日の「おすすめ本」■
2014年9月17日
- タイトル
- 眼からウロコが落ちる本
- 著者
- 笠巻 勝利
- 出版社
- PHP研究所 (1999/09)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
(書籍発行時)が、仕事や生活の上で役立つ「眼からウロコが落ち
る、こんな考え方もあったか…」という話を教えてくれる本。
著者は、こんなことを言っています。
「地球上に60億人の人間が生活しているが、自分のほかに誰一人
関心をもたないような小さなものごとにクヨクヨしていることも
あった。
ある日、本を読んでいると
偏らない心 とらわれない心
こだわらない心 広く広くもっと広く
これが般若心軽空の心なり」ということばに出くわした。
自分はなんと小さなものごとにとらわれたり、こだわったり、
かたよっていたかということに気づくのに、時間がかかり
すぎたと思った。
それにしてもことばというのはありがたい。本当にちょっとした
ことばが人を勇気づけたり、人を活き活きとさせてくれる。
この本があなたにとって、迷いをとり除いたり、激変の時代を
乗り切るために、すこしでもお役に立てればこの上ない幸せで
ある」
例えば、こんなことが書かれています。
1.人をひきつける“自分”をつくる…桃季不言
2.“成功への道”を歩むために …理以開道
3.“道を開く知恵”をつける …求道生案
4.幸運を招く生き方を知る …努力招運
5.好機を知り、自在に生きる …知機心自閉
6.「苦」を取りこんで「楽」を得る…苦逃苦追
7.新たなる出発のために …好日旅立
「事例」が少し古いものもありますが、中身が濃いので、
楽しめます。興味深い話も多いです。視野を広めたい方に、
おすすめの一冊です。ロングセラーです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
傷ついた心は、ひびの入ったせともののようで、 いざというときにこわれてしまう。 いくら固い心でも、ひびが入るともろくなる。 それなら水のような柔軟な心がい | 「広い心、大きな心」で、とは思うが、 凡人の私などは、なかなかそうは生きられない。 何かあると、すぐに「狭い心、小さな心」になってしまう… ああ、切ないな | 2010-06-15 |
明治時代の俳人、萩原井泉水さんは、人間の柔軟性について、 豆腐をたとえにしてうまい表現をしておられる。 「豆腐は四角四面の仏頂面だが、軟らかさでは申し分 | 私はこの話がとても好きで、豆腐を見るたびに、 最近は「豆腐師匠さま」などと言っている。 そして、さらに追加させていただけば、 こんなでありながら、豆腐 | 2008-01-21 |
どの会社においても、セールスパーソンは 新規開拓にとりくむが、途中であきらめる人が多い。 通常、 ○第1回の訪問であきらめる人 48% ○第2 | たまたまこの数字は、営業する人の数字だが、 なにかに挑戦するときにも当てはまる数字のように思える。 1回だけ、挑戦してみてやめてしまう人が 半分くらい、と | 2008-01-07 |
たった一つでいい、プラスになるものを 取り入れるよう努力してみよう。 わずか一つがやがて大きく実をむすぶ。 《ワン・モア運動》 ◎もう1分早起き | わずか1つのマイナス要素を減らすことによって、 私たちの将来は大きく変わってくる。 《ワン・レス運動》 ■人をうらんだり、ねたむことによってを1日 | 2007-12-31 |
本物で厚みのある人間は、人が見ていようと 見てまいと、きちんとやるべきことを行うものである。 そもそもだれも見ていないといっても、実はそうではない。 | 天網恢々疎(てんもうかいかいそ)、そうだなぁと思う。 (ちなみに「天網の目は粗いが、決して悪人を逃しはしない」 という意味で、老子のことばである) | 2007-12-28 |