■今日の「おすすめ本」■
2015年8月27日
- タイトル
- 望みをかなえる脳
- 著者
- 林 成之
- 出版社
- サンマーク出版 (2012/11/15)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
脳低温療法を考案・実践した救急救命医療の第一人者で、外科的
に脳を知り尽くしている著者が、脳の能力を最大限活かしながら、
頭がよくなりたい、勉強や仕事ができるようになりたい、
スポーツや勝負事に勝ちたいなど、誰もがもつそんな望みを
かなえるための方法を教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「脳とは、人間のあらゆる能力、すべての
考えや思いの発生源であり、その幅は広く、奥深い
働きによって最高の力を発揮し、目標を達成したり、
望みをかなえてくれる
「頭蓋骨に囲まれた膨大な可能性スペース」
であるのです」
「望みをかなえてくれる脳」の7つのポイントがあるそうです。
1.自分の弱点を明確にし、期限を設けて解決する
2.勝負を好きになり、先生や上司を信じる
3.空間認知能力を鍛える
4.決断、実行は自分の意思で行う
5.否定語を使わず、極限の訓練で心技体の発揮する
才能を磨く
6.勝ち方にこだわり、成功や勝利を阻止する脳の落とし穴に
はまらない
7.素直な性格を磨き、無我の気持ちでシータリズムにのって
勝負をかける。
上記は、主に運動選手の場合のようですが、普段の生活でも
脳を活かせる話、脳の知られざる能力、能力アップの考え方など
役立つ話がいっぱい書かれています。
一読をおすすめする本です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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私たちの脳の中には、ある欲求が満たされたとき (あるいは欲求が満たされると予想できたとき) すなわち報酬が得られたとき (報酬が得られるとよそうできたとき | ですから、人から「やれ」と命令されたことや、 勉強しろと強要されてやっても、 目の前にニンジンをぶらさげられても、 仕方なくしぶしぶやるようだと、私たちの | 2015-03-24 |
仕事の喜びとか楽しさといったものは、 アメとは違うということです。 つまり、それは口に入れたら即甘いというものではない。 仕事の楽しさは、 仕事の苦 | 仕事でも家事でも、いろいろな用事でも、 「よしっ、やった!」「よしっ、終わった!」 とすっきり思えたときの、 やった感、達成感っていいですよね。 それを | 2015-03-23 |
いまの自分の能力ではこなすことができない、 むずかしい問題にであったとき、 「とても自分の手には負えない」 とすぐあきらめてしまう人がいます。 しか | 大きな目的を立ててしまうと、その前で、 「やっぱり自分には無理かも…」と思えてきてしまい、 やらない前にあきらめてしまうこともありがちですよね。 でも | 2015-03-06 |
脳外科医の手術では、安全な状態でオペができることは めずらしいといわなくてなりません。 予想外の危機に直面し、自分の腕一つが 患者さんの生死を分けるという | 「脳低温療法」を開発し、世界的に認められている脳外科医の 林先生は、脳の驚くべき機能について、いくつのも仮説を立て、 それを研究し実証もされているのですが、 | 2015-03-05 |