■今日の「おすすめ本」■
2015年10月26日
- タイトル
- ココロでわかると必ず人は伸びる
- 著者
- 木下 晴弘
- 出版社
- 総合法令出版 (2004/6/25)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
の生徒を合格させてきた元塾講師の著者が、「人を伸ばし育てる」
究極の教え方を教えてくれる本
著者は、こう言っています。
「叱られる当の本人も、実は頭ではわかってるんや。授業が
始まったら、席に着かなアカンことも、仕事を早くやらなアカン
ことも、勉強せなアカンことも。
でも頭でわかっているのに、なんで行動につながらんのやろ?
そしてある日、思いついた。
そうか、ココロが理解してないんや!
人間はアタマでわかっても、ココロでわからんと
行動できない生き物なんや!
その日から私の取り組みが始まった。
「心でわかって行動するって、いったいどういう状態なんやろ」
そしてひとつのキーワードにたどり着いた。
「感動」
語源は「感即動」まさしく「感じ」「即」「動く」ことである。
つまり、目の前に立ちはだかるハードルに対して、それを乗り
越えることが持つ意味を「感動」とともに伝えてやればいいのだ」
ということで、「感動」の伝え方などが書かれています。
例えば、こんなことが書かれています。
1.人を教え伸ばす力は「感動」にあった
2.こうすれば「教える力」は飛躍的に伸びる
3.言葉と心が人を動かす武器になる
4.「教える力」は家庭こそ使える
5.人の気持ちがわかると自分も伸びる
6.熱い心で目いっぱい感動の涙を流そう
「なるほど、おおっそうかっ」と感動したことがいっぱい
書かれていて、とても勉強になりました。
◎生徒指導が思うようにいかない先生方
◎部下の指導に手を焼いている上司の方々
◎子どもの教育に行き詰まりを感じているお父さん、お母さん
に、特におすすめということでしたが、その他の方が読んでも
相当参考になるのではないかと思います。
話が面白いので、本を読むのが苦手な方でも読めると思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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人は目下に対してプラス思考ではなく、 ついつい反対のマイナス思考で接してしまいがちである。 私も母親によく言われた。 「あんた、歯を磨きや」その後必ず | 知らずにネガティブトークを言っていることはよくあります。 例えば、 「運動しないと、太って数値がどんどん悪くなり病気になるよ」 とは言うけれど、 「 | 2012-10-04 |