■今日の「おすすめ本」■
2016年5月12日
- タイトル
- 二人が向かい合うために
- 著者
- フォルカー A.レーナルト, フェリシタス A.レーナルト
- 出版社
- 新教出版社 (2001/11)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
行っているドイツ牧師夫妻が伝授してくれる夫婦生活を円滑にする
12のヒント。
あなたは、こんな言葉を発してはいませんか?
「女房(だんな)のことなら表も裏も知り尽くしている」などと…
この本では、これは心痛むことだと言っています。そして、こう問
いかけています。
「本当に、知ってますか?」と。
著者はこう言っています。
「本書の提案をきっかけととらえて、ご自分たちにあわせて発展さ
せてみてください。本書で語られているこの角度からみると、自
分たちの結婚生活のあの部分はどうみえるだろうかと。また、気
になっている部分にそっとご自分で近づいてみてください。
結婚生活で生じてくる問題は、実はたいていの場合自分たち自身
で仕掛けたワナの中に潜んでいますから。」
さて、その12のヒントとは…
1.あなたのは狩猟・採集型?それとも農耕型?
2.二人を愛の港に引っ張っていくのは誰?
3.まずは夫婦、まずは家庭
4.手中のベスト・クオリティ
5.他人と比べても意味がありません
6.敵を愛せ?弱さとどう向き合う?
7.男女の違いは周知の事実?
8.語るは銀、黙すは…芸術としてのコミュニケーション
9.妻はいつ自分を開くのか?夫はいつ自分を閉ざすのか?
10. 「近さ」に含まれる「距離」について
11. 大切な価値…魂に香油を注いで
12. ゆるすこと
牧師夫妻が書いているので、やや宗教的な色合いがありますが、押
しつけられている感じではありません。
ただ、ちょっと理想的な関係を求めているかな…と思うところと、
少し日本の感覚と違っているかなと感じるところもあります。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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「あの人ったら、ちっとも人間関係のこととか 心の中のことを話してくれないわ」 (本当はしたくてもできません)と妻は嘆き、 「どうしてこうぐちゃぐ | どうして、このような違いがでるのかというと、 脳の神経のつながり方が、男女ではちがうらしいのですね。 それが、昨今の大脳神経生理学などの研究からわかってきた | 2018-09-28 |
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