■今日の「おすすめ本」■
2023年11月22日
- タイトル
- 走りながら考える
- 著者
- 為末 大
- 出版社
- ダイヤモンド社 (2012/11/23)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
Twitterのフォロワー数は12万7000超え(2012/11/7現在)、
「自ら考え、語る知的アスリート」として発言にも
注目が集まる為末大が語る、厳しい時代を生き抜く
ための自己鍛錬の方法や考え方とは。
25年の選手生活を振り返りながら、
自分は何を考え、何を思い、何と戦いながら、
仕事、人生、そして自身の前に立ちはだかる高い
ハードルをいかにして乗り越えたか、赤裸々に語る―。
為末大、初めてのビジネスパーソン向け自己啓発書。
「いつかは迎える死に向かって、老いという
下り坂を走り続けた」等、挫折や苦悩の中で得た
幸せや達成感やその意義や意味等、為末節が光る。
ビジネスパーソンに限らず、受験、部活、
就活等で悩みを抱えていたり、失敗や挫折経験を
した人、人間関係に疲れている人にも、
救いとなり、次の一歩を踏み出すきっかけとなる
ヒントが見つかる一冊。
『走りながら考える』目次
1章 心のハードルを乗り越えろ
2章 限界が人を強くする
3章 それでもなお、一番を目指す
4章 心と体の声を聞け
5章 誰もが「死」に向かって走っている
6章 「自分」にイノベーションを起こそう
本書の見出し(一部抜粋)
・いつもの毎日を「続ける」ことは、
他の人生を毎日「あきらめる」ことでもある
・失敗を「すべて」ではなく「一部」ととらえる
・あきらめた数が多いほど、成功しやすい
・残念ながらほとんどの人生は負けで終わる
・初動が速ければ、東大生にも勝てる
・残念ながら「やればできる」は幻
・座右の銘は今すぐ捨てなさい
・欠点には存在理由がある
・夢を持ちなさい。たぶん叶わないけれど
・負けとうまくつき合って一番を目指す
・人生を「楽しくするため」に一番を目指す
・自分の限界は体感で理解する
・朝起きて10秒、「自分観察」の習慣
・心も検温して体調を計る
・休みどころを知っているから、踏ん張れる
・ちっぽけな自分は、そんなに悪くない
・苦しいときこそ、種をまけ 他
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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挫折経験のある人が優しく見えるのは、 自分が弱いことを知っているから。 人は弱いもの、心の深いところでそれを 実感した人は、相手の弱さに対してまったく | 為末さんは、こうも言っています。 「挫折して苦しい思いを抱えている人を 何とかしてあげたくても、結局何とも できないし、何とかしてあげても い | 2023-04-21 |
誰かの期待に応えられないことへの恐れ、 人からがっかりされることへの恐れ。 「なんだ、あんなものか」と 思われることの恐れ、 「結局ダメだな」への恐 | 為末さんは、ご存じのように オリンピック男子400メートルハードルで、 2大会銅メダル獲得という快挙を 達成した選手です。 この為末さんにして、 | 2023-04-14 |