■今日の「おすすめ本」■
2016年10月24日
- タイトル
- 突き抜けた結果を出す人はなぜ「まわり」に振り回されないのか?
- 著者
- 西多 昌規
- 出版社
- かんき出版 (2015/6/17)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
パフォーマンスを発揮するための「集中力の整え方」をわかり
やすく具体的に教えてくれる本。
西多さんは、こう言っています。
「突き抜けた結果を出す人は、周りの環境に振り回されません。
自分を見失わず、常に自分のやるべきことをやります。
どうしたらその安定したメンタルをつくれるのでしょうか。
本書ではその「絶対にぶれない集中力のつくり方」を、
医学的な見地から伝授していきます。
どんな環境下でも常に最高のパフォーマンスを発揮するための
「集中力の整え方」を、本書で身につけましょう!」
ということで、例えば、こんなことが書かれています。
◎「ストレスを感じる」とは、脳の処理能力が落ちている
状態
◎結果を出す人は、ストレスとどのようにつき合っているか
◎グサッとくる噂話は「受け止める」そして「分解する」
◎嫉妬に振り回されないために
◎自分だけが評価されない、もしかして嫌われているの?
◎イライラしたら物理的に距離を置く
◎世の中の流れに敏感すぎるデメリット
◎「心」ではなく「行動」に関心を持つ
◎困った人を積極的に助けるのは、脳科学的にもプラス
◎「空気を読まない」ほうがいい時と場合
◎体調、気分を安定させる練習法
まわりは尊重しながら、まわりに振り回されずに、自分らしさを
出していく方法、考え方が、見やすくわかりやすく、ステップで
書かれていて、すんなりと頭に入ってきます。
本を読み慣れていない方にもおすすめの一冊です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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愛着のあるものを捨てるのは、ときには痛みを伴います。 研究グループ(※)の論文によると自分の持ち物を手放したとき、 「痛み」に関連する脳の2つの領域、「 | ものを捨てたり、愛着ある人、場所から離れる、切り離される、 というときには、脳の痛みに関連するところが反応するようです。 だから、なかなかそういうことはでき | 2016-07-05 |
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