■今日の「おすすめ本」■
2017年1月17日
- タイトル
- ここまでやれる、自分の人生!
- 著者
- 松阪 麻樹生
- 出版社
- 三笠書房 (1997/01)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
第一人者でもある著者が
「自分の人生を投げ出すな、道は必ず開ける!」という信念を
もとに、前向きに生きることを語ってくれる本。
著者は、こんなことを語っています。
「一般的にいって、人間の持っているエネルギーの
40%くらいが、“将来の不安”に向けられ、
30%程度が、“過去に対する後悔”のために消費され、
いちばん肝心な“今日一日に注ぎ込まれるエネルギー”が
全体の30%ほどにすぎないのではないか。
これではどうみても、現在の一瞬一瞬に自分の全力を出し切れる
わけがない。
過去や未来のことを頭の中から完全にシャットアウトして、それ
について考えないというのは無理な注文かもしれないが、だが、
“未来の不安”のために吸い取られるエネルギーをせめて15%
程度に減らし、“過去の後悔”に費やすエネルギーも10%くら
いまで抑えられたらどうだろう。
残りのエネルギーの3/4は、今日、いまこの瞬間のために、
使えるようになるのではないか」
前向きに生きるためには、自分の限りあるエネルギーをできるだけ
よい方向に向けて出していった方がいいといっています。
そして、今日一日を、精一杯生きようと。
例えば、こんなことが書かれています。
◎「気がつくが気にしない」人間の強さとたくましさ
◎幸運を呼ぶ人、実現する人の“心の用い方”
◎こうすればあなたにも必ず“説得力”がつく
◎人を説得して自分の味方につける法!
◎“正しいこと”と“適切なこと”はまるで違う
◎人生の“最高の見返り”を手に入れる法
◎“出番を”つくれ、“出番”を活かせ!
◎人を「動かす」のではなく、「動き出す」ようにせよ
◎“演出力”のない人は大きくなれない
◎自分の“最高の人生”のために今決心すること
少し事例が古いところもありますが、デール・カーネギーの言葉も
紹介されており、読み応えがあります。じっくりと読んでみると
いいと思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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