■今日の「おすすめ本」■
2018年7月23日
- タイトル
- たかがピンチじゃないか
- 著者
- 立川 談四楼
- 出版社
- 平河出版社 (2012/05)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
もとに、人生を生き抜く知恵を教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「人生に難事は避けられません。それを恐れるだけでは
いけません。どんなピンチも知恵で乗り越えられます。
気迫があれば押し返せます。
ピンチは資源にできる、機会にできる。
ピンチを契機にして新しい物語もつくれるのです。
そうです、たかがピンチです。
恐れることなく、知恵と勇気で向き合えば、ピンチから
果実をとり出すことができるのです。
そのために、どんな考え方をして、どんな生き方を
すればいいのか桐山管長のことばから、ぜひともつかんで
ほしいと思います」
例えば、こんなことが書かれています。
○努力ができることは、能力である
○絶望は、乗り越えれば幸福になる
○むずかしい決断を迫られたらチャンス
○宝を持たずに生きている人はいない
○熱意がある人は、周りが放っておかない
○心の悪い癖を直せば、能力が生きる
○成功する人は、例外なく元気がある
○負けても、花は咲かせられる
桐山管長のことばだけではなく生きざま、また、著者の師匠の
立川談志さんのそれも紹介されていて、なるほどそういうこと
だったのか、そんな考え方をしたのか、と感心したりしました。
読みやすいので、本が苦手な方にもおすすめです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
師匠の立川談志を、才能の人と評する人もいますが、 周辺の大多数の人は、努力の人だと言います。 学歴コンプレックスのなせる業、とにかく よく勉強していた | この本には、若い頃に大病や貧困と闘い、 独学で仏教を学び、向上心と努力で困難を克服してきた 阿含宗桐山管長という方の教えも多数出てきますが、 その方は、 | 2019-10-07 |
能力もそこそこあり、努力もしているのに、 うだつの上がらない人々に、桐山管長は注目します。 そういう出世できない人は、性格の悪い癖に 邪魔されていると | 自分の癖は自分ではなかなかわからないものです。 見えませんからね、自分では… でも、他の人の癖はよく見えるように、 他の人からは、よく見えていると思います | 2016-11-21 |
桐山管長は、 「難しい仕事をするときには、その仕事を呑んでしまえ」 と言っています。 「とてもそんなことはできないなんて思うのは、 仕事に呑まれて | 落語家のベテランでも、高座では緊張するので、 高座の前には儀式やおまじないのようなものをするそうです。 例えば、扇子で手ぬぐいに人という字を3つ書き、 そ | 2016-11-17 |