■今日の「おすすめ本」■
2018年9月11日
- タイトル
- 自分を好きになれないキミへ
- 著者
- 石井 裕之
- 出版社
- 祥伝社 (2009/12/5)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
自分を少し楽にするため、のちょっと気を抜く生き方、ヒントなど
を教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「自分のことが好きになれないと、自分のやっていることも好きに
なれない。何をやってもダメだという気がしてくる。
そして、自分のやることがことごとく嫌いなのだとしたら、
「自分の好きなものも好きになれない」というおかしなことに
なる。そうすると、もう永遠に、何かを好きになるということが
できなくなってしまう。
自分のことが好きになれない人は、何も好きになれない。
それじゃあ、生まれてきた甲斐というものがない。
しかし、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の逆もまた、よくある
ことだと思うんです。
「坊主好きなら袈裟まで愛しい」とでもいいますか、誰かの
ことを好きになったら、その人のやることなすこと、みんな
素敵に見えてくる。
だから、自分のことがちょっとずつでも好きになってくると、
自分のやることもすべて素敵に思えるようになってくる。
ダメな自分も、自分の欠点も、自分の失敗さえも、愛おしく
思えるようになってくる。
人は、誰でも変わることができる」
例えば、こんなことが書かれています。
1.心の荷物を下ろそう、半分だけ下ろそう
2.一秒前の自分を超えていこう
3.人といても孤独なとき
4.逃げ方を学ぼう
5.誹謗中傷に負けないために
6.何をやってもダメな自分に
7.感情の起伏が激しい自分をどうしよう?
8.ちょうどいい「空気」の読み方
9.みんなと比べてダメな自分に落ち込んでしまうとき
10. 失恋の痛みはまだ消えないけれど
11. 「私には夢がない」と思っているキミへ
12. 憎しみでボロボロになったとき
この本は、孤独なときや落ち込んだときなどに、石井さんが
側にいて語りかけているつもりで書いた本だそうです。
辛いとき、ダメな自分に嫌気がさしたとき、ぜひ読んでみて
くださいね。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
周りと比べて、自分よりも優れていると思える人がいたら、 「ああ、自分はダメだ」としょげてしまうのではなく、 「この人から教えてもらおう」と思えばいいのです。 | 周りが自分よりデキる人ばかりだということは、 成長のための学びが無限にあるということで、 この上ない幸せであると、石井さんは言っておられます。 私も、学ぶ | 2013-09-09 |
人と自分を比べるということは、必要なことです。 他人と自分を比べることではじめて自分というものが見えて くるのだし、自分を成長させるのに必要な課題もわかって | ついついあれこれと勝手に比較して、 勝手に落ち込むということはよくあることです。 こんなことなら、比較なんかしなければいいのにと思いますが、 人間はどうし | 2012-10-03 |
仕事にしても、やりがいを感じられる仕事をすべきです。 好きな仕事をすべきです。 でも、それができるためには、 環境を他人任せにしていてはいけない。 好き | 石井さんは、環境を変えるとき、 付き合っている友達が自分をダメにするなら、 その友達から去らなくていけないし、 職場が自分をダメにするなら、その職場を捨て | 2012-07-17 |
「私はどんな悪口を言われているんだろう…」 それはたしかに気になると思います。 しかし、どんなに心が騒いでも、自分に対する誹謗中傷には、 目や耳を貸さない | 誹謗中傷されると、こちらもそれで応酬したくなります。 言われれば悔しいし、なんとか仕返しもしたいと、 情けないけれどそう思ってしまいます…私などは。 | 2012-07-06 |