■今日の「おすすめ本」■
2018年12月28日
- タイトル
- いい言葉は、いい人生をつくる
- 著者
- 斎藤 茂太
- 出版社
- ぶんか社 (2002/11)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
夏目漱石などなどの著名人の「名言」から、人生を楽しんで生きる
秘訣を教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「人生、楽しくなくては生きる意味がない。これが私の持論である。
私流の「人生の成功とは、どれだけ楽しく生きたか、どれだけ
楽しく仕事をしたかにかかっている。
楽しんで生きる環境にない、と考える人もいるかもしれない。
そんな中でも日々、起こることを楽しんでしまえる力。
それこそ 人生を成功させる原動力なのではないだろうか。
そして、その力を持っていなければ、この厳しい時代を生きて
いくのは、なかなか大変なのではないかと思っている」
例えば、こんなことが書かれています。
○「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが
いい人生
○高度な目標に何度も失敗するより、適度な目標を何度も達成
しよう
○人にほめられる人よりも、人をほめられる人が賢者
○うまく話そうとするとうまくいかない。普通に話そうとすれば
うまくいく
○人生に失敗がないと、人生を失敗する
○見えない野心があってこそ、努力が目に見えてくる
○「自分だけが」と思わず、「相手だって」と思うのが、
いい暗示
○仕事は雑に考えると、雑事になってしまう
○強気になるには、強気のふりをする
○小さな手間を省かないことが、大きなイライラを防ぐコツ
著者の本は、読みやすくそして示唆にとんでいて、読んでいて、
なるほど、そうだなぁ…と納得することが多いです。
この本は、著者が90歳間近書いた本で、深い人生の生き方が
書かれています。若い方より、40歳以上の方におすすめかな。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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自分にはこれは絶対にできないと 決めつけてしまう必要はまったくないのある。 豚もおだてりゃ木に登るし、 一度、木に登ってしまえば、2度目からは そう | こわごわとやってみたことが、やってみると、 とても楽しかった、おいしかった、 意外にできた、なんてことはよくある。 世の中、一度はやってみないことには | 2008-06-14 |
とかく人間は、相手を嫌うあまり 「あの人の性格が悪いからだ」と決めつけたり、 仕事上の評価まで低くしてしまいがちだ。 こうなると、もういけない。 相手も | 「ウマが合わない」「ソリが合わない」 と、人間関係の中で感じることがある。 この本によると、ウマは馬で 「馬は乗り手を選ぶ。相性が合わないと振り落とし | 2008-05-24 |
熱帯雨林の樹木は、木質に締まりがなく、 木材としての評価は低い。 気温が高く、多雨である熱帯は、植物にとっては 最高に育ちやすい条件に恵まれているためだ。 | また、人間には、 本能的にトラブルバスターの要素があるらしく、 トラブルがない無風状態に長く身を置きすぎると、 無気力、無表情になっていくのだそうだ。 | 2008-05-19 |