■今日の「おすすめ本」■
2019年2月19日
- タイトル
- 『立場』『比喩』『具体』これだけでOK!人生を変える「伝える」技術 3つのカギ
- 著者
- 後藤 武士
- 出版社
- マガジンハウス (2010/9/16)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
そして「面白く」伝えることを教えてくれる本。
著者は、伝えることについてこういっています。
「伝えられないことで誤解が生まれて、誤解がきっかけで対立が
生まれて、対立がきっかけで悲劇が生まれて、そんな不幸の
循環する社会は悲しいですよね。
伝え方がわかるようになるという、ほんの少しのきっかけで
このサイクルが良い方向に回っていくようになれば、わかって
もらえたうれしさが感謝になって、感謝が心の余裕になって
心の余裕が優しさにつながるようなそんなステキな循環も
生まれるかもしれません」
ということで、地位も名誉も権威も特別な学識もない、そんな
人でも実戦可能な伝える手法がたくさん書かれています。
たとえば、こんなことが書かれています。
1.どうしてあなたの話は「伝わらない」のか?
2.まず、人が耳を貸してくれる「条件」が必要
3.「伝える」には、相手の「立場」を知ること
4.わかりやすい「比喩」を使えば、すぐに伝わる
5.誰でもできる「比喩」の磨き方
6.比喩でわからなければ「具体」で示す
比喩の使い方や具体例の用い方など、かなり参考になりました。
わかりやすく、面白く書かれているので、本を読むのが苦手な
方にもおすすめですよ~
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
自分にとって優先順位が高いことで、 相手にとって優先順位が低いことを懸命に説いたとします。 それがどんなにあなたにとって優先順位が高いことでも 相手に | 誰かを説得するとき、何かを頼むとき、教えるとき、 優先順位が高いこちらの利益や望みだけを 一方的に話すと、相手にとって、 「Win-Lose」になってしま | 2017-01-23 |
気持ちはわからなくても、 察することができるものが、ちゃあんとあるのです。 それは「立場」。 これなら気持ちと違って、かなりの部分を客観的に 推測で | 気持ちはわかればわかるにこしたことはないと思いますが、 人の気持ちは複雑なので、わかっているような気になっても、 実はわかっていないことの方が多いように感じ | 2015-10-26 |
人は誰でも 信頼できる人の言うことには耳を傾けます。 信頼できる人の言うことは積極的に 受け入れよう、学ぼうとします。 一方で疑っている人の言うこと | 後藤さんは、こちらの話にきちんと耳を傾けてもらうには、 上記の「信頼」もその一つですが、その他、 いくつかの条件があるといっています。 たとえば、 | 2015-08-18 |
あなた自身のアプローチを 180度転換してみる。 「どうしてわかんないかなぁ」 ではダメなんです。 何も進まない。 ではどうすればわかってもらうこ | 「なぜ、わからないの?この人、バカなの?」 「え、こんなことも知らなかったの?」 なんて思うことは、正直なところ…結構あります(汗) そして、がっくりきた | 2015-08-17 |