■今日の「おすすめ本」■
2019年2月15日
- タイトル
- 自分に水をやる
- 著者
- 五島 瑳智子
- 出版社
- 講談社 (2014/10/31)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
■「何をしたいのかを常にはっきりさせておかねばなりません。
そうしないと周りから何をしているのか?と言われてしまいます」
■「その時その時で自分が何をファーストチョイスするかを
自分に聞いてごらんなさい」
■「燃えるものは常に自分で補給すればいいのです」
■「子育てでも何でも自分ひとりでやろうとしなくても良いのです。
その時やれるひとがやればいい」
…など、87歳にして現役女医であり、自らも子育てしながら
仕事に邁進してきた著者の「力強く」「凛」としていて
「心に響く」言葉を、迷いながら仕事をしたり、
不安な気持ちで子供を育てている女性たちに向け語った
エッセイ。
厳しいながらも心にしみ込んで、やがて
「生きるよりどころとなるような言葉」に満ちた一冊です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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生活に疲れて、どうにも心が乾いてしまうことがあります。 乾ききった心は不機嫌で、家族が優しい言葉を かけてくれたときでさえ、もう助けにはなりません。 | 働き過ぎて、心も体もぼろぼろ… 笑顔が消えて、いつもイライラ、ついつい周囲に当たりちらす… 自分が惨めに思えて、涙が出てきたり… 誰も言葉も耳に入ってこな | 2017-06-16 |
自分なりの「富」を見つけられる あるがままの豊かな心を養いたい。 他人の声や世間の基準を持ち込まずに 自分の心が本当によろこぶことはなにか、 じ | 五島さんは、こんな話をしています。 「白亜の豪邸に住んでいても、貧しい人はたくさんいますし、 逆に、小さな家とほんの少々の庭を豊かにし、 自分の富 | 2017-02-14 |
きらめくような目覚めのときは 怠情や逃避の上には訪れない。 努力しても成果が目に見えないと思うときこそ夜明けが近い。 そこで苦しみから逃げてしまっ | 重度心身障害児、者の施設、鶴風会・東京小児療育病院に 設立当時から関わっている女性医師先駆けの五島さんは、 さらに、こんなふうに語られています。 「春 | 2017-02-13 |