■今日の「おすすめ本」■
2019年5月21日
- タイトル
- 過去にくよくよこだわるな
- 著者
- リチャード・カールソン
- 出版社
- ダイヤモンド社 (2004/3/31)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
立ち向かう方法、心の重荷をおろし胸を張って前進するための
ヒント40を教えてくれる本。
著者は、「人生の一大事」に立ち向かう方法として、以下のことを
教えてくれます。
●健やかな心の貯水池を造って「備えること」、
●「手放すこと」、「受け入れること」を学ぶこと
●「過剰な反応」を抑制すること
●日常の暮らしの中で「思いやりと親切を実践すること」
●ユーモアのセンスと客観性を失わないこと
●喜びを見つけること
例えば、こんなことが書かれています。
◎ほとんどのことは、一年たったらどうでもよくなる
「これは一年後も大切なことか?」と自問してから行動する
◎「安定モード」と「不安定モード」を認識すれば、
健全な心理状態を取り戻せる
◎「起きてしまったこと」は過去のこと。
失敗だと思うから失敗なのだ
◎「あれもこれも」という気持が大混乱の原因
荷物を手放せば、1つのことに集中できる
◎過去を捨てることはできないが、
過去への執着を手放すことは簡単だ
◎気分が落ち込んでいる理由を分析してはいけない
放っておけば、暴風雨と同じように去っていく
◎許すことで、怒りと失望が消えていく
腹を立てる代わりに「許しの美学」を実践しよう
「事例」も身近なので、わかりやすくて読みやすく、読んだ後、
すっきりできる本です。くしゃくしゃした気分のときに読むと、
いいかもしれませんよ。じっくりと読んでみてください。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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《ご挨拶》 みなさま、良き年をお迎えになりましたでしょうか? 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 誰もが変化を求めている。 もっと平和な世界、愛 | どうしても、変わるのはまずは、 「世の中から」「政治から」「企業から」 「他人から」「相手から」「そっちから」 などと思いがちですが、 「まずは自分から | 2014-01-06 |
昔から言われている通り、 「ただ一生懸命にやるのではなく、もっと頭を使って働く」 ということが大切なのだ。 前向きで効率のいい生き方は、次の3点に集約され | この本にこんな実例が書いてある。 「数年前、わずかな時間で雑念を取り払う方法について、 6人の子どもを持つ母親に話をしたことがある。 彼女は愛情深 | 2008-04-17 |
大切なのは、心が落ち着いているときが いちばん自分らしくてベストな状態だと信じることだ。 そのような精神状態のときは知恵がみなぎり、 変化にも敏感に対応で | 「心が落ち着いているときが いちばん自分らしくてベストな状態」 これを忘れないようにしたい。 ついつい、誰かのことばにイライラしたり、 何かあると | 2008-03-22 |
人に頼るだけでなく、時にはほかの人にとって 自分が「癒しの源」になることも考えよう。 必要なときにそばにいて話し相手になり、 人から頼られる存在になるとい | 人は誰でも、誰かを 「癒してあげる力」を持っている、 「癒しの源」になれる力が備わっていると思う。 そんな力を、 日々の生活に追われて忘れているかも | 2008-03-09 |
自由になるための必要条件とは、 「未知の世界が、慣れた世界より 危険が少ないことを認識する」 ことにつきる。 そして、一歩を踏み出すことだ。 い | 今の慣れている世界と未知の世界を比較すれば、 今の世界は安定し、危険は少なくて、 未知の世界の方が不安定で危険だと、 しごく当然のことのように思いがちだ。 | 2008-03-06 |