■今日の「おすすめ本」■
2019年7月16日
- タイトル
- あきらめることあきらめてはいけないこと
- 著者
- ゴードン リヴィングストン
- 出版社
- 文藝春秋 (2005/11)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
送るための30のアドバイスをしてくれます。
著者自身、二人の子どもに先立たれ、その悲しみ、苦しみから
立ち直ってきたそうです。
中高年の方向けの生き方の本です。
「年はとりたくないねえ」と自分の体調の愚痴をこぼしてばかり
いる方には、
「次世代のモデルとなる年のとりかたをしていこう、毅然と生き
よう」と語りかけてくれます。
また、「どうせ、年だから」と言う人には、
「立ち上がれ、あきらめるな」と一喝してくれます。
例えば、こんなことが書かれています。
《あきらめること》
×配偶者またはパートナーを変える
×子どもへの過度な期待
×子どものあら探し
×過去のトラウマ探し
×完璧主義
×輝かしい過去の栄光
×「理想の恋人」を求め続ける
《あきらめてはいけないこと》
◎自分自身を変える
◎子どもに希望を持つことを教える
◎ひたすら愛し、見守る
◎新しく挑戦する気持ち
◎人を許す
◎老いる勇気を持つ
◎いちばん近くにいる人を愛する
元気を取り戻させてくれる本で、じっくりと読んでみると、
いいと思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
何か恐ろしいことが起こるのではないかという 恐怖心にあおられて人生を否定するのではなく、 勇気を持って人生に立ち向かうことこそが、 真の喜びを与えてくれる | この本では、こう言っています。 「私たちは恐怖や不安を増幅させる社会で暮らしている。 「あなたが持っているものは、流行とあなたのライフスタイルに 合 | 2013-07-08 |
同じ行為を繰り返せば、同じ結果になるでしょう。 物事の因果関係がよくわかっている人は、 過去にやったことが何か不満足な結果を生んだとしたら、 新しいことを | 人は、自分のやり方にものすごくこだわりがあるので、 そのやり方ではうまくいかないことがわかっていても、 そのやり方をし、いつも、同じようなパターンを、 繰 | 2011-09-26 |
人生を一瞬にして変えてしまうのは、 まず間違いなく悪いことのほうである。 深夜にかかってくる電話、事故、失業や失恋、 医師の口から聞かされる恐ろしい告知を | そして著者は、さらに、こう言っています。 「何かを築いていくプロセスは、破壊することよりも 時間がかかるし面倒くさい。 安易さを選ぶか、それとも努 | 2010-08-25 |
新しいことをやろうとするとき、 前に進むために必要なのは、 「やってやろうじゃないか!」と挑戦する気持ちだ。 ところが人はよく 「どうしてこんなこと | 今時の日本では、中高年の方が、 いろいろなことに挑戦する気持ちを持っているけれど、 若い人たちは、逆にあまり持っていないとも言われている。 「どうしてこん | 2010-08-23 |