■今日の「おすすめ本」■
2019年10月10日
- タイトル
- おかげさまで生きる
- 著者
- 矢作 直樹
- 出版社
- 幻冬舎 (2014/6/26)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
死を心配する必要はない。見えないことに意味がある。
救急医療の第一線で命と向き合い、たどりついた、「
人はなぜ生きるのか」の答えがここに。
子供の頃から人は死んだらどうなるのだろうかと考えていた著者が、
自らの母親の死を通して感じたのは、「死を心配する必要はない」
ということだった。
目には見えないけれども、「おかげさま」という言葉の力は自分の
周囲に満ちている。
死を心配せずに毎日を楽しく生きることが今回の人生を
与えられた私たちの使命であり、何よりも今を楽しむことこそが、
最も重要なキーワードなのだ。
〈肉体の死は誰にも等しくやって来ますが、死後の世界はいつも
私たちの身近にある別世界であり、再会したい人とも会えます。
でもその前にやるべきことがあります。
自分の人生を全うすることです。
人生を全うするということは、すなわち自分を知るということ。
お天道さまに恥じない生き方とはどういうことか、生きている間に
あれこれ自問自答し、様々な経験を経た後にあの世へと還るのが
この世のルールなのだろう、と私は感じています。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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私が若い頃、恩師にこういう言葉をいただきました。 「運・鈍・根・金・健」 周囲に振り回されずに自己実現するには、 運気、鈍感、根気、金銭、健康が、 大切 | 「もう少し、鈍感でもいいのに…」 「そんなに人の言ったことをいちいち気にしなくてもいいのに…」 と、思う人がいます。 そのような人は、人の評価や人の目、人 | 2014-12-16 |
昔は悪いことをすると「お天道様がみているからね」 「罰(ばち)当たり」と知られるのが普通でした。 たぶんばれないだろうと思ったところで、人間のやることを | 私も小さい頃「お天道さまが見ているよ」と、 周りの人や、両親、祖母に注意された覚えがあります。 もっとも、その頃は「おてんとさま」で、「太陽」のことで、 | 2014-11-19 |
待つことは同時に、お任せすることでもあります。 運を天に任せる、相手に任せる、 人智を超える存在に任せるという態度には 「私は信頼しています」という潔さが | 矢作さんは、救急医療の第一線の現場で、 仕事をしている先生ですが、今日のことばに関して、 こんなこともいっておられます。 「今では、何でもスピード重視 | 2014-11-18 |