ことば探し
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■今日の「おすすめ本」■

2020年5月4日

 
タイトル
こころの時間です
著者
菅野 泰蔵
出版社
サンマーク出版 (1994/11)
おすすめ度
★★★★★ ※おすすめ度について
心理カウンセラーの著者が、人間のこころについて、とてもわかり
やすく平易に、そして、身近な事例で教えてくれる本。

著者は、こころについてこんなことを言っています。
「人間、問題が自分にあると思うことが一番苦しいのです。ところ
 が、何かのせいにできると、「これは○○のせいなのだ」と思え
 るのです。こう思えれば、要するに、気が楽になるわけなんです
 ね。別に自分に問題があるからではないと。
 「なんだあ、そうか。今夜眠れないのは、わたしのせいじゃない
  のね」
 原因とか見込みがはっきりすることで、人は心理的な安定を得ら
 れると言いました。しかも、それらの原因や見込みは、必ずしも
 正しいものである必要はないのです。
 不安から逃れるために、人はなんらかの目安を求め、あるいは言
 い訳をほしがるものなんですね。」


こんな自分の不安や問題と、どう向き合えばいいか、こころをどう
持ったらいいのか、どう考えたらラクに生きられるか、ヒントがい
っぱい書かれています。

例えば、こんなことが書かれています。
 ○尽くす女は、男をダメにする
 ○「教育ママ養成ギプス」のはずし方
 ○眠れなくなる薬で不眠症は治る!?
 ○気配りする人は欲張りな人
 ○自殺志願も悪くはない!?
 ○「正直者」で行こう!
 ○「ほんとう病」にきをつけよう

決して、堅苦しい本ではなくて、身近に「こころ」を感じられる本
です。読みやすい本なので、人間心理を知ってみたいかた入門書と
しておすすめします。
この本からのことば 感想 掲載日
人生を楽しむということ、 日本人に足りないのがこういう考えでしょう。 何かというと「道」を説いてしまったりとか、 「楽あれば苦あり」なんて、ついつい ほんの何十年前に比べて、今は、 いろんな便利なものに囲まれ生活は楽になり、 食べるものに困らなくなって、豊かになり、 そして、簡単に どこへでも行くこと 2007-02-06
誰でも覚えがあるでしょうが、 わたしたちの人間関係をみていると、 「わたしはそんなつもりじゃなかったのに」 と思うことがたくさんあります。 でも、い 自分のやったことや気配りを、無条件に誰もが、 わかってくれる、そして評価してくれる、 などと勝手に思い込んで、やってしまって、 その結果が思わしくなくて、 2007-01-09
日本全国民でジャンケントーナメントを 開催すると、人口約1億2000万人として、 27回勝ち続けることができれば、 晴れてジャンケン日本一になれる計算 また、この本には、こんなことも書いてある。 「人は、ジャンケン勝負で、  1000回勝ち続けることができるだろうか?」 普通は、とてもとても不可能 2006-12-21
考えておきたいのは、わたしたちが相手に対して 気を遣っている、その気配りは、すべてが 相手に伝わるものではないということです。 あんまり根拠はないので この本の中に、気を遣うということについて、 さらに、こんな記述がある。 「世の中に気を遣う人はたくさんいますが、  気を遣っているのが周囲にもよくわか 2006-12-20

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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