■今日の「おすすめ本」■
2020年4月30日
- タイトル
- なんにもしたくない!
- 著者
- 森川 那智子
- 出版社
- すばる舎 (2007/3/6)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
ときに「なにもしないエクササイズ(簡単な自分を感じる瞑想する
こと)」を教えてくれます。むずかしいものではありません。
女性は、とくになにもしないでいるというのが苦手です。
そして、疲れをためていきがちです。
著者は、こう言っています。
「なにもしたくない…こう思ってもほとんど反射的に、
「そういうわけにはいかないよ」「なんにもしないでいたら、
なんにも解決しない!」といったようなことを考えたんじゃ
ないかな。
なんにもしなくないんだから、なんにもしないでいると考えた
だけでも、これだもの。これはまずいと、焦燥感で、さらに疲れ
まだなんにもやらないを実践したわけでもないのに気分はすっか
り落ちこぼれ…
ね、なんにもやらないでいることって、あんがいむずかしい。
だから、なんにもしないエクササイズが必要」
ということで、今この瞬間に、自分の内側に注意を集中し、てい
ねいに味わうようにする「マインドフルネス」の瞑想方法や、気持
ちの持ち用を教えてくれます。
例えば、こんなことが書かれています。
○「あー疲れた。なにもしたくない」
疲れたたときはぐたぐたしていよう
○「ほんとうは、もっとがんばれたはず」
“自己ベスト”ではなく“今日のマイベスト”を尽くせばいい
○「あーあ、ずっと同じことばかり考えちゃってる」
「彼の元カノ」が気になって仕方ない、みどりさんの場合
○「ふつう、これって常識でしょ」
主語を「ふつうは」から「わたしは」にしてみよう
○「このまま、ずっとひとりなのかな」
孤独はどうにかなるものです
○「わたしたち、もうダメかも…」
足し算でなく引き算で生きる
○「わたしのどこが悪かったんだろう」
「悲しみの作法」で、こころをいったんリセットする
ああ、疲れた、もうなにもしたくない~、休みたい、なんでいつも
私ってこうなのかしら…、なんとかしたい…なんて、いつも思って
いる女性の方に読んでいただきたい本です。
少し、気を抜いてみませんか?
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
「なにもしたくない!」というのは、 「なんだかやる気がでない、 でもそれは疲れているせいなのか (だから無理しないで休んだ方がいいのか)、 でもち | 誰かの言ったことが気になって… 周りに何かと気を使ってしまって… あれこれと先々のことを考えて… 環境や周りのことが気になって… やることがいっぱいで… | 2009-05-08 |
さっさとやればいいとわかっているんだけど…ぐずぐずと いうようなときは、たいてい 「ちゃんとやりたい」「きちんとやりたい」 とかいつのまにか思っている。 | まさに、私の年賀状の返事がそうだ。 今年は、身内の不幸があったので、年賀状の返事を 「寒中見舞い」にして出そうと思っていたけど、 ちゃんとした葉書も買って | 2009-01-31 |
「気持ちをうまく伝えよう」と思うこと自体、 なんか方向が違っているんじゃないかな。 うまくいかなくていいじゃない。 ちゃんとじゃなくていいじゃない。 下 | 自分の中に、伝えたい気持ちがあるなら、 下手でも、一生懸命伝える方がいいと思う。 きっと、思いは伝わると思うから。 それは、上手に伝わらないかもしれな | 2008-12-23 |
「ストレスが溜まっていると気づいたら、予定を変更してでも、 すぐに休息するなど、なんらかのストレス緩和法を実行する」 という人は、50人中ひとりかふたりで | 特に女性は、本当に体が疲れていて休みたくても、 休みたいと思っても、なかなか体も心も休めることができません。 特に家にいると、なにもしないでいる、ということ | 2008-12-13 |